<吉祥寺残日録>トランプ支持者が議事堂突入!東京の新規感染者2447人!緊急事態宣言を前にクリニックはガラガラだった #210107

朝起きると、テレビからはとんでもない光景が飛び込んできた。

ワシントンの連邦議事堂に雪崩れ込むトランプ支持者たち。

警備に当たる警官隊と激しく揉み合うデモ隊。

議場への侵入を防ぐため、ピストルを構える警備員たち。

この前代未聞の混乱の中で、トランプ支持者の女性1人が死亡した。

この前代未聞の混乱をもたらしたのは、またもやトランプ大統領自身だった。

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この日、連邦議事堂ではバイデン氏の当選を公式に確定させる上下両院合同会議が開かれることになっていた。

「選挙が盗まれた」という主張を続けているトランプ大統領は支持者たちにワシントンに集まるよう呼びかけ、これに応じて全米から集まった熱狂的なトランプ支持者が連邦議事堂を包囲した。

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そして、トランプ大統領は支持者の前に姿を現して、こともあろうことか選挙結果に異議を申し立てる共和党議員たちを応援するため議事堂に向かって行進するよう支持者を扇動した。

その結果が、アメリカの民主主義に汚点を残す議事堂乱入をもたらした。

トランプ支持者たちは一時議場を占拠し、上下両院合同会議の審議は中断される。

稀代のポピュリストの本性を示す「最後っ屁」として、アメリカ政治史に記録される日となるだろう。

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今回の映像を見ながら私は2つの事件を思い起こしていた。

一つは2019年7月1日、香港の立法会の議場に民主化運動の若者たちが雪崩れ込んだ事件だ。

あれから1年半、香港の民主化運動は完全に封じ込まれてしまった。

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もう一つはヒットラーである。

彼は一部の熱狂的な支持者を「突撃隊」として組織し、その過激な行動によって政権の座へと登っていく。

トランプ氏が政権の座から降りた後、支持者たちがどれほど残るかは分からないが、一部の過激分子を徹底的に潰さなければ、将来大きな禍根を残す可能性を今回の大混乱は示していると私は思う。

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救いだったのは、ペンス副大統領がトランプ氏からの度重なる要求にも屈せず、再開された審議の冒頭で次のように述べたことだ。

「アメリカ議会の歴史の中で暗黒の日になった。ここで起きた暴力を最も強いことばで非難する」

選挙結果に異議を唱える予定だった共和党議員の中からも、今回の議場乱入を受けて、態度を変える者も現れたという。

最後は、トランプのためではなく、アメリカの民主主義のために行動する良識が共和党議員の中にも残っていて本当によかった。

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今回の騒動があまりに酷かったトランプ時代。

今日の出来事が自分ファーストのでたらめな「トランプ主義」の断末魔となることを祈りたい。

一方、日本では今日、2度目の緊急事態宣言が出されることになっている。

吉祥寺の街もいつもより人通りが少ない気がする。

高血圧の薬が少なくなったので、2ヶ月分もらうためにかかりつけのクリニックに行ったのだが、驚くほどにガラガラだった。

診療開始の午前9時前に行ったのだが、私の前に待っていたのは2人だけ。

その後も、患者さんが来ないのだ。

普通だったら風邪やインフルエンザが増える季節だが、今年は発熱しても通常の診療時間にはクリニックにかかれない。

これだけコロナが流行して基幹病院はパンク寸前で、市中のクリニックはガラガラ。

これが「医療崩壊」と言われる日本の現実なのだ。

今日の東京の新規感染者数は2400人を超えるという。

今日は1月7日。

妻にリクエストして今朝「七草粥」を作ってもらった。

家にある野菜を適当に入れた「なんちゃって七草粥」だが、ウィキペディアを見ると日本各地の七草粥について書かれていて、決まった野菜ではなくて有り合わせの野菜で作るという地域も多いのだと知った。

一年の無病息災を願って食べる「七草粥」。

昔から日本人はこうして病と戦ってきたのだ。

ここではまず、国民一人一人の行動変容を期待したい。

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