<吉祥寺グルメ>「片口」の「おまかせ10貫」

メガネを作るのに時間がかかり、ランチタイムが過ぎてしまった。

お昼を食べる店を探してうろうろするが、目当ての店はいずこも昼の営業が終わっていた。そうしているうちに、3時前になる。

「ハモニカのお寿司屋さんは?」

と妻が提案した。

そうか、あの店は3時開店だった。中途半端な開店時間のため、気になっていたがこれまで一度も入ったことがなかったので、私もすぐにその提案にのった。

そのお店は、すし屋「片口」

白い暖簾に描かれたこのシンプルなロゴがいつも気になっていた。

ハモニカ横丁の路地にその店はある。

午後3時の開店を前に、仕込みをしている店内が路地から見える。

「まだ、ですよね?」

と聞くと、ご主人が怒ったような顔で「そう」だか「ええ」だかわからないような返事で答えた。ちょっと強面のご主人のようだ。

10分ほど店の前で待って、3時の開店と同時にカウンターに座る。

お客さんは私たちだけだ。

カウンターに座ると、店の奥に陽の光が差し込んでいるのに気づいた。

「えっ? 奥はどうなってるんだろう?」

気になって、店の奥を見せてもらうと、そこはガラスの天井。サンルームのような構造になっていた。

面白い。

おまけに奥の階段から上がる中2階のような席もあった。

路地に出て見ると、確かに入り口の上に、ガラス張りのテーブル席が見えた。

狭いスペースをうまく使ったユニークなお店だ。

週末の営業時間は、午後3時から夜の12時まで。

基本的には、おつまみと日本酒を楽しむ夜のお店で、「江戸前にぎり」は〆という位置付けのようだ。

平日は1000円のランチ寿司(にぎりとチラシ)があるようだが、週末にはランチメニューはない。そもそも3時開店なので、ランチがないのも当たり前だ。

私は「おまかせ10貫」(2000円)、妻は「おまかせ8貫」(1500円)を注文する。

夜料金なので、こんなものだろう。

少しでいいという人には、「にぎり3貫」「にぎり5貫」というメニューもあり、お酒を飲みながらちょっとお寿司をつまむという人にはいいかもしれない。

こちらが「おまかせ10貫」。

寿司ネタが、大振りに切ってあるのがまず印象的だ。

ウニ、いくら、穴子、ホタテ、イカ、中トロ・・・

エビ、しめ鯖、金目鯛、赤身の10貫だった。

妻が注文した「おまかせ8貫」には、ウニ、しめ鯖、金目鯛がなかった。

あれ? 計算が合わない。何か、もう一つあったのだろう。

どのネタも肉厚で、食べ応えはある。

特別な何かがあるというわけではないが、路地裏でいただく江戸前にぎりは、ちょっと楽しい。

入店前は怖そうに見えたご主人も、話して見ると結構気さくだった。

ハモニカ横丁に店を構えて8年。オヤジ二人が営む路地裏のすし屋には、不思議な味わいがある。

食べログ評価3.32、私の評価は3.30。

すし屋「片口」
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-1 ハーモニカ横町内
電話:0422-21-3066
予約:可
営業時間:[月~金]
11:30~14:00(平日限定ランチ)
17:00~24:00(L.O.23:00)
[土・日・祝]
15:00~24:00(L.O.23:00)
定休日:無休

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1件のコメント 追加

  1. dalichoko より:

    この横丁、大好きです。
    知り合いも仕事してます!
    (=^ェ^=)

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