<吉祥寺グルメ>「モア」の「とろ〜りクリームチーズのドライカレー」

天皇即位を祝うパレード「祝賀音列の儀」が行われる日、全国的にとてもいい天気になった。

どのくらいの人混みになるのか、個人的には見物に行ってみようかとも思ったのだが、妻は朝から体調が冴えないようで、私も無理して混雑に身を置く気がなくなった。

体調が良くない日、妻はよく外でランチを食べようと言う。今日もそんな日だった。

カレーがいいと言うので、街をぶらぶらしながら食べたことにないカレーを探す。

学生時代によく行った「プチ・ロード」に行ってみた。

昔はここに人気の喫茶店「しもん」や「西洋乞食」があった。

当時からの店は少なくなったが、そんな一軒がジャズ・バーの「モア more」だ。

マリリン・モンローがシンボルで、昼はランチと喫茶、夜はバーになる。

花柄の壁紙が特徴的な階段が、ものすごく急だ。

「モア」は、吉祥寺の伝説的ジャズ喫茶「メグ」のオーナーでジャズ評論家の寺島靖国さんが経営するジャズ・バーの一つで、2階には「モア」、3階には同じく寺島さん経営の「JOHN HENRY’s STUDY」が入っている。

2階の「モア」は、山小屋風のウッディーなインテリア。

柔らかな光を放つ照明と壁に飾られたレトロなポスターが落ち着いた空間を演出、老舗のお店ならではの居心地の良さがある。

窓際の席に座る。

ガラスの向こうに見える「SCRATCH」も寺島さんのお店だ。

窓辺の小物やテーブルクロスも店の歴史を感じさせる。

店内に流れる音楽は、もちろんジャズだ。

この店に来ると、40年の時が巻き戻って学生時代に戻る感覚を覚える。

この歳になると、真新しい店よりこうした歴史を重ねたお店に居心地の良さを感じるのだ。

まずはランチのサラダから。

箸袋のロゴも懐かしい感じだ。

まず妻が注文した「手羽先とエリンギのケララカレー」(1000円)が運ばれてきた。

『手羽を何時間もかけて煮込んだダシをとり、数種類の野菜のすりおろしとトマトソースでヘルシーなカレーに仕上げました。ハチミツもたっぷり入って、まろやかでコクとうまみで凝縮したインド風カレーを一度おためしください。』

肉は柔らかくほぐれ手羽先というイメージとはちょっと違う。

そして野菜とハチミツのせいだろうか?

甘めでマイルドな味だ。

個人的には、もう少しパンチが欲しい感じだが、体に優しいカレーだと感じる。

続いて私が注文した「とろ〜りクリームチーズのドライカレー」(1000円)。

『とろーりとろけるクリームチーズと卵黄をトッピングしたドライカレーです。お好みで絡めながらお召し上がり下さい。』

この卵の白身のように見える白い部分がクリームチーズ、その上に卵黄が載っている。

見た目もインパクトがあるが、思ったほどチーズの味が強くない。

チーズの下にはドライカレーがギュッと凝縮した形で収まっているが、この中に入った肉が思いのほか塩辛く、アクセントになっている。

てっぺんの卵黄を潰すと、とろ〜りとした黄身がドライカレーの上にあふれ出した。

個人的には妻が頼んだカレーより、こちらのドライカレーの方が好みだ。

ランチには飲み物もセットになっていて、お砂糖もスティックではなく砂糖壺で出てくるのも老舗らしくてありがたい。

どうもスティックシュガーというのは、好きになれないのだ。

カレー以外にも気になるメニューがいろいろあったので、またこの居心地のいい店に来ることになるだろう。

食べログ評価3.37、私の評価は3.50。

「モア」
電話:0422-21-3007
営業時間:
lunch time 11:30~17:30
bar time 17:30~翌0:30
(金.土.祝前日~翌1:30)
定休日:無休

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