里の宿

吉祥寺に引っ越した直後に行ったお気に入りのお店がある。

お気に入りといっても、どうしても新しい店優先で、同じ店に通い続けるというのがどうも私の流儀に合わない。ということで、このお店も今日が2度目の訪問だ。

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井の頭通りの東進スクールの角を曲がり「水門通り」を入ってすぐのところにある。ちょっとわかりにくい場所だ。

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お店の名前は「里の宿 魚初」

「魚初」という魚屋さんが営む魚料理のお店だ。

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11時45分ごろ着いたがすでに満席で、1組の夫婦が待っていた。初夏の風が気持ちよく、列に並ぶのも苦にならない季節だ。

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お店の女の子が外まで注文を聞きにきてくれた。

私は「赤目張の煮付け」(1400円)、妻は「鰆の塩焼き」(1000円)を注文した。妻は常に一番安いメニューを注文する。若い時から一貫して変わらない姿勢・・・。

「なめた鰈」の読み方がわからなかった。「なめたちょう」????

「鰈」は「かれい」と読むことを女の子に教えてもらって初めて知った。「カレイ」とか「かれい」と表記している店が多いせいか、私があまり魚料理の店に行かないせいか、この歳になるまで知らずに生きてきた。恥ずかしいことだ。

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開店直後だったので、結構待つことを覚悟していたのだが、15分ほどで店に入れた。意外に回転が早い。

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こじんまりした店内には10人がけの相席用の大きなテーブル1つと、2人がけの小さなテーブルが2つ。私たちは2人がけのテーブルに案内された。

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そしてお盆で運ばれてきた赤メバル。ご飯とお汁、細切りの昆布の小皿と漬物がつく。

以前来た時は「金目鯛の煮付け」を食べた。私はどうも煮魚というものが嫌いで、子供の頃親に食べさせられた時以外にほとんど煮魚を食べずに生きてきた。妻にも「煮魚は嫌いだ」と言っていたので、家で登場することもなかった。

ところが、この店ではなぜか煮付けを注文してしまった。

そして、その金目鯛の煮付けが恐ろしくうまかったのだ。だから、今日も煮付けにすると決めてやってきた。

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ここの煮付けは味が濃い。他にあまり食べていないので、正確に他と比較することはできないが、私の記憶にある嫌いな煮魚はもう少し味が薄く臭みがあった気がする。

この店の煮付けは身の隅々、皮の奥までタレが染み込み、少しの魚でたくさんのご飯が食べられるほどだ。昔の貧しい日本人は、濃い味の煮魚をみんなでつつきながら、ご飯をたくさん食べていたのだろう、と勝手な想像を巡らした。

そして、魚のアラで出汁をとった汁物もとても美味しい。

ランチとしては決して安い店ではないが、いつも満席の人気店。その理由は食べればわかる。

周りにお店などないわかりにくい場所なのに、中国人観光客もやってきた。食べ終わって外に出ると、いつものように10人ほどが行列していた。

食べログ評価3.59、私の評価は3.80。

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ちなみに私の家の近くには「鮮魚店 魚初」という姉妹店がある。こちらは夜だけの営業でまだシャッターが閉まっていたが、こちらのお店も美味しい。いつも常連のお客さんでいっぱいだ。

 

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