サムタイム

お彼岸の三連休。枯れ木の枝先にピンクや緑のもやもやとしたものが目立ってきた。井の頭公園に「パステルカラーの春」が足早に訪れる。

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三連休中日は吉祥寺の老舗ジャズ喫茶「吉祥寺サムタイム」にお昼のジャズライブを聴きに行く。

妻と井の頭公園を一回りしてから1時半ごろお店に到着。2時からのライブを前に、おじさん達が次々にお店に入って行く。ミュージックチャージ1000円はまあリーズナブルで、見知らぬお客さんと肩を寄せ合って座る。中にはノリノリのおじさんもいる。選曲もあきらかに団塊の世代を意識している。年金生活に入った団塊世代のおじさん達にとって、昔から続くこの店は貴重な「居場所」なのだろう。

食べログ評価3.08、私の評価は3.50。

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三連休最終日は、ビデオで「風の谷のナウシカ」を見た。スタジオジブリ発足前の宮崎駿作品だ。

マンションの前の道は吉祥寺駅からジブリ美術館に向かう通り道で、ジブリ目当てでやってきた中国人観光客をしばしば目にする。吉祥寺は世界の人にとっては「ジブリの町」でもあるのだ。

私はこれまであまりジブリ作品を見ていないので、引越を機会に見てみようと思ったのだが契約している動画配信サイトではジブリ作品を見ることはできない。仕方なく息子に頼んでTSUTAYAで借りてきてもらう。「ナウシカ」の頃は徳間書房と博報堂が制作主体でまだ日テレは関係なかったんだ、などと初心者的な感想を持つ。絵のテイストはまだ「ハイジ」に近い印象だが、ストーリーは壮大で様々な示唆に富む。確かに傑作である。

個人的には「ジブリ=日テレ」というイメージを持っていた。このところテレビ業界で一人勝ちの日テレの強さは、社外の才能を取り込む能力が高いことだと最近感じる。宮崎監督の才能に目を付け、その作品を何度も何度も放送しその都度高視聴率をとる。細田守監督もアニメ原作のドラマもHULUの買収も、すべてにおいて外部に対するアンテナを組織的に張り巡らせている印象を受ける。
世の中には多彩な才能を持った多くの人たちがいる。視野を広くし、柔軟な価値観を持ち、社外の才能を果敢に取り入れる。そこに新しい番組が生まれ、競争力が育つ。見習いたいものだ。

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