<吉祥寺残日録>めざせシングル⛳️ 初めてアプローチ練習のためだけにゴルフ場に行った #220814

予想された通り台風8号は3時間ほど雨を降らせただけで、何事もなかったように首都圏を通り抜けていった。

昨夜の10時過ぎには月も顔を出した。

今年の東京はすでに猛暑日の数が過去最高だそうで、北東北から北海道にかけて梅雨前線が停滞し、何日も線状降水帯が停滞して大雨を降らせ続けている。

ヨーロッパでは過去にない猛暑が続いているというし、やはり地球温暖化の影響が目に見え始めているのだろうか。

台風通過から一夜明け、今日は曇り空。

妻の了解を得て、ゴルフ場に出かけることにした。

しかしラウンドするわけではない。

週末限定で利用できるアプローチ練習場を一度試してみようと考えたのだ。

私が20年ほど前に入会した当時、立川国際カントリー倶楽部にはアプローチ練習場というものがなかった。

それが整備されたのは2012年、新しいクラブハウスができた頃だっただろうか。

でもその頃にはすっかり私のゴルフ熱は冷めていて、わざわざアプローチの練習をするためにゴルフ場に足を運ぶことなど考えもしなかった。

しかし、今年ぼちぼちとゴルフを再開し公式ハンディを再取得しようとする中で、どうせならシングルプレーヤーを目指してみようという野心が芽生えてきた。

私のハンディは最高で12。

苦手なアプローチとパターを磨けば絶対にシングルになれると言われ続けてきたのだ。

立川国際のアプローチ練習場は、名門コースに付属するような立派なものではなく、パター練習場の一面がアプローチ専用となっている程度のものだ。

だからあくまでグリーンまわりの寄せを練習するための施設なのだが、これこそが私が最も苦手としている技術であり、グリーンを外れたボールを確実にOKポジションまで寄せることができるようになれば、80前後で回れるようになる可能性が高い。

せっかく年間5万円の年会費を払っているのだ、元を取らねばもったいない。

ということで今日初めてアプローチの練習のためだけにゴルフ場にやってきたのだ。

吉祥寺発8時29分の中央線快速に乗って、隣の三鷹駅で「ホリデー快速おくたま」に乗り換えると青梅線福生駅には9時9分に着く。

福生駅の東口に出るとすでに立川国際の送迎バスが待っていた。

福生駅9時17分発のこのクラブバスが本日の最終便だが、台風の影響か猛暑のせいなのか、私以外にこのバスに乗り込んでくるゴルフ客はいなかった。

ゴルフ場に到着すると、クラブハウスに入ることなくそのままゴルフバッグを預けているロッカー室に向かい、ウェッジとパターだけを取り出してアプローチ練習場に直行する。

ゴルフバッグを預けるためにロッカーを借りてとても便利になった。

早速アプローチの練習を始めるが、やってみるとやはり私は本当にアプローチが下手だということを改めて気づかされた。

ラウンド中で何度ミスを繰り返しても一向に上達しない。

ゴルフを始めた頃、ビデオ屋で倉本昌弘さんのゴルフレッスンビデオを借りてきたぐらいで、ずっと我流でゴルフをしてきた。

だからアプローチ練習場で失敗を繰り返しながら、本当はどのような打ち方をすればいいのか、今更ながらに疑問が湧いてきたのだ。

ここは我流のままやみくもに練習するよりも、ちゃんとした打ち方を理解したうえで練習した方がいい、そう思った。

コロナを気にしている妻からは昼食までに帰ってこいと念を押されたため、2時間ほど練習しただけで今日は帰宅することにした。

途中太陽も顔を出したため汗びっしょりになっていたが、風呂は12時半にならないと使えないというので、ポロシャツだけ着替えて帰路に着くことに。

クラブハウスから福生駅までのクラブバスは14時台にならないとないため、最寄りのバス停まで歩いて羽村駅行きの路線バスを初めて使ってみることにする。

ゴルフ場を出てすぐの脇道を曲がる。

人気の全くない山道である。

右手は山、左手には背の高い竹が生えて昼間でも薄暗い。

女性が一人歩きするのは躊躇しそうな下り坂である。

それでもスマホのマップを確認しながら歩いているので、この道で間違いないだろう。

そのまま道を降りていくとすぐに大通りに出た。

目指すバス停はその大通りから脇にそれた細い道にあった。

少し早く着きすぎたので、バス停で15分ほど待った。

よりによってこういう時に太陽が照り、暑い。

住宅街につながるこの道は行き止まりになっているようで、歩く人もなく車もほとんど通らない。

ずいぶんマイナーなバス停だが、1時間に1本ペースで、羽村町が運営するコミュニティバス「はむらん」が回ってくるのだ。

ほぼ定刻にやってきたバスの料金は一律で100円。

私が乗った「羽村大橋西」から羽村駅西口までバス停にして4つ、時間にして10分足らずと遠くはなかった。

初めて降り立った青梅線の羽村駅。

すぐに東京行きの電車が来たので、午後1時前には吉祥寺の自宅に帰り着いた。

往復の電車代とバス代を合わせておよそ1000円。

ゴルフ場への支払いはゼロなので、これならお財布にもやさしいし、適度な運動にもなる。

そして目標は、夢のシングルプレーヤーの仲間入りをいつか果たすことである。

家に帰って、YouTubeでアプローチのレッスンビデオを何本か見た。

昔はこうしたビデオも有料だったが、今は無料でいくらでもレッスンを見ることができる。

便利な時代になったものだが、問題はプロによって教え方が全然違うということだ。

これは大昔私がゴルフを始めた頃にも感じたことだが、プロによってアプローチのコツはそれぞれのようで、その中からなるべくシンプルで簡単なものを選んでこのブログで紹介しておこうと思う。

まず紹介するのは、女子プロゴルファー青山加織さんのビデオ『アプローチ打ち方3つの基本!サンドウェッジをおすすめする理由とスイングの注意点とは』。

ピッチングウェッジや9番アイアンを使って教えるプロもいるが、私はグリーンまわりでは58度と51度のウェッジを使っているので、ここではまずサンドウェッジで格好良く寄せるシンプルな技をマスターしたいと思いこのビデオを参考にすることにした。

3つの打ち方を使い分けることができるようになれば、どんなグリーンの状況にも対応できるようになると考えた。

もう一つ参考にしようと思ったビデオがこれ。

『【アプローチ基礎】短い距離のアプローチの寄せワン率を上げよう!打ち方・コツ・状況判断を詳しく解説』という兄弟でアプローチのレッスンをしている動画で、「ひぐけん」こと、プロゴルファー樋口健太郎さんが運営しているYouTubeチャンネル『ひぐけんゴルフTV』にアップされている1本である。

このビデオに惹かれたのは、同じクラブ、同じ打ち方で、ボールを置く場所を少しずらすだけで距離を調整するという教えだった。

ゴルフを始めた頃に参考にした倉本さんのビデオもとてもシンプルで、「どんな傾斜でもその斜面に垂直に立っていつも通りに振れ」と教えていた。

スタンスはこう、アドレスはこう、と細かくいろいろ言われると体の動きがバラバラになりうまくいかない。

人間はそういつくものことを同時にはできないのだ。

だから気にすることはできるだけ少なく、なるべくシンプルな教えが自分には合っている。

とりあえずはこの2つの動画を参考にさせてもらって、時々アプローチの練習に通うことにしよう。

すぐに結果が出なくても、死ぬまでにシングルになっていればそれでいい。

隠居暮らしには何らかの目標は必要である。

吉祥寺にいる時にはせいぜいゴルフ場に通って、アプローチの腕を磨こう。

そんな新たな目標ができた夏の一日であった。

<吉祥寺残日録>「グリーンパークゴルフセンター」で1時間の打ちっ放し #201015

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