教会

最近、ちょっと宗教づいている。

妻に誘われて、マンションのすぐ前にあるカトリック吉祥寺教会に行った。この日は夕方6時半から、「0422市民クリスマス」というイベントがあるという。市外局番0422エリアにある教会の信者たちが集まりクリスマスのお祝いをするらしく、教会とは無縁の人も行っていいイベントなのだそうだ。

いつもベランダから見ている教会の中に初めて入った。すでに人で一杯だ。カトリックのイメージからすると内装はシンプルだった。

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イベントの中身は残念ながら期待したものとは違っていた。私はもう少しスピリチュアルで荘厳なセレモニーを期待していたのだ。ヨーロッパの教会で何度かコンサートを聴いたことがあるが、普通のコンサートホールで聞くのとはやはり違った厳かさを感じたものだ。

きょうのイベントはどちらかといえば、幼稚園の学芸会みたいな感じだった。聖書の一節を読み、賛美歌を歌い、子どもたちの小芝居が入る。献金袋も回った。初心者にも分かりやすくと言うことかも知れないが、私には向かない。

一番驚いたのは、イベントの最後に行われた「平和の挨拶」。誰かが何か話すのかと思ったが、「一同」と書かれていた。「どういうことか」とはてなマークが浮かんだが、想像を絶する「挨拶」だった。会場の全員が自分の周りにいる人たちに笑顔で「クリスマスおめでとう」と挨拶するのだ。それだけ聞くと特に違和感はないのだが、数百人の人が一斉に挨拶を始めると、ちょっと怖い光景になった。皆が笑顔で左右の人に挨拶。それにとどまらず後を振り返り前後左右の人たちに「クリスマスおめでとう」と言い合うのだ。おまけに幸せそうな満面の笑顔だ。

「これはちょっときつい」

左右には挨拶したが、後を振り返る勇気はなかった。これは私には無理だ。

「平和の挨拶」、平和はどこに行ったのだろう。

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