2020年は私にとってコロナと年であると同時にテイクアウトの年でもあった。
今年1年で130を超える吉祥寺の飲食店でテイクアウトをしたが、私の記憶の整理も兼ねて、ジャンル別にリスト化してみようと思う。
店の順番は、私が食べた時点で勝手につけた点数に基づいている。
あくまで注文した料理の点数であり、その時の体調にも大いに影響されたいい加減な点数だということはあらかじめお断りしておく。
それでは1回目、吉祥寺グルメの代表格である「カレー」から。
「パトワール」 評価4.00

カレーの人気店ひしめく吉祥寺で、なぜか私の評価が一番高かったのが「インドカレーキッチン パトワール」の「インド弁当」だった。
この場所に店を開いて24年、スタッフは全員インド人である。

テイクアウト専用のメニュー「インド弁当」が用意されていて、インドカレーとナンがセットになっていてなんと520円という破格の値段だ。
肉もたっぷり入っていて、味も普通に美味しかった。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「パトワール 吉祥寺店」 電話:0066-9712-124441 営業時間:10:30~22:00 定休日:無休 https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13009968/
「まめ蔵」 評価3.60

続いては、吉祥寺を代表するカレーの人気店「まめ蔵」。
この写真は、緊急事態宣言で休業した後、テイクアウトのみの営業を開始した5月下旬の様子である。
店の前にテーブルを出してカレーの販売をしていた。

私が注文したのは「ビーフ」(900円)。
ルーだけを買ってきて自宅のご飯にかけていただいた。
店の方が美味しいが、人気店の味が自宅で味わえるのもテイクアウトの醍醐味である。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「まめ蔵」 電話:0422-21-7901 営業時間:11:00-21:00 定休日:無休 https://twitter.com/mamezo_1978
「くぐつ草」 評価3.60

ダイヤ街に昔から店を構える「COFFEE HALL くぐつ草」もカレーで有名だ。
緊急事態宣言の時期から商店街にテーブルを置き、テイクアウトに力を入れてきた。

私が注文したのは「くぐつ草カレー ライス付き+ミニサラダ」(1350円)。
「くぐつ草」のカレーといえば、ライスの上に散りばめられた干しぶどうが定番。
ミニサラダもかわいらしくこだわりを感じさせるテイクアウトである。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「COFFEE HALL くぐつ草」 電話:0422-21-8473 営業時間:10:00-22:00 定休日:無休
「サジロカフェ」 評価3.50

五日市街道沿いにある「サジロカフェ」は、駅から少し離れているにもかかわらずお客さんの絶えない人気店だ。
私が訪れた5月、入り口の扉を全開にして営業していた。

私が注文したのは本日の日替わり、この日は私の大好きな「バターチキンのカレー」だった。
カレーとナン、ラッシーも付いて1080円である。
カレーは自宅でも美味しくいただけるが、ナンはどうしても店のようにはいかないので、ライスの方がいいかもしれない。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「 Sajilo Cafe サジロカフェ」 電話:0422-77-9468 営業時間:[月〜金]11:30〜15:30 / 18:00〜23:00 [土日祝日]11:30~23:00 定休日:水曜 https://www.instagram.com/sajilo_kayo/
「茶房 武蔵野文庫」 評価3.50

今年創業35年を迎えた老舗喫茶店「茶房 武蔵野文庫」。
緊急事態宣言を受けてこの店も長い間店を休んでいたが、再開した6月にテイクアウトしてみた。

注文したのは名物の「カレー」(800円)。
ライス付きも可能だが、ルーだけ買って自宅のご飯でいただいたが、ご飯の量が少なすぎてサラサラのカレーの海に沈んでしまった。
独特のスパイスと大きな鶏肉とじゃがいも、「カレー」というシンプルなネーミングが示す通り、他とは違うこの店独自のカレーである。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「茶房 武蔵野文庫」 電話:0422-22-9107 営業時間:10:00-21:00 定休日:月曜・火曜 https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13005823/
「うさぎ館」 評価3.50

続いては、井の頭公園のはずれにぽつんとたたずむ「カフェ・ドゥ・リエーヴル うさぎ館」。
もともとはガレット中心のカフェだったが、姉妹店の「モンタナ」の名物カレーがこの店で提供されるようになった。

私が注文したのは、「チーズドライカリー」(1000円)。
サフランライスとドロドロのチーズ。
実はこのチーズの下にひき肉のキーマカレーが隠れていて、このカレーとチーズをライスにかけて最後に茹で卵を乗せて完成だ。
自宅でトライしたが無残に失敗、でも味は美味しかった。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「カフェ・ドゥ・リエーヴル うさぎ館」 電話:0422-43-0015(予約不可) 営業時間:10:30~19:30 定休日:無休 https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13028699/
「momo curry」 評価3.50

もう一つ3.50の評価をつけたのが、ちょっと地味な「momo curry」。
吉祥寺通りの「第一ホテル」の向かい、雑居ビルの2階にひっそりたたずむ。

私が注文したのは「野菜カレー」(1000円)。
フタを開けると、ご飯と野菜しか見えない。
この大量の野菜の下にカレーが隠れているのだが、こちらも盛り付けが難しい。
とても美味しい欧風カレーで、お店で食べると野菜が見事に盛り付けられるのだが、テイクアウトの場合ここが課題となる。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「momo curry」 電話:0422-22-0231(予約不可) 営業時間:12:00〜22:00頃(日曜は21時閉店) 定休日:無休 http://momocurry.com/
「曼荼羅」 評価3.50

ちょっと変わったところでは、老舗のライブハウス「曼荼羅」でもカレーのテイクアウトを始めた。
コロナの直撃を受けずっと営業ができなくなったライブハウスの生き残り策だ。

私が注文したのは名物の「曼荼羅カレー」(800円)。
トマトがたっぷり使われた酸味の強いカレーで、とても私好みの味だった。
ミニサラダもセットになっている。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「LIVE HOUSE 曼荼羅」 電話:0422-48-5003 営業時間:11:30-15:30 定休日:無休 https://www.mandala-1.com/about
「SITAL」 評価3.50

焼肉の「李朝園」と同じ雑居ビルの3階にあるインド料理店「SITAL吉祥寺店」。
インド人が経営する人気店だ。

私が注文したのは、「お持ち帰り弁当」(700円+税)。
カレーは6種類の中から選べる。
チキンカレー、豆カレー、野菜カレー、キーマシュリンプ、バターチキンカレー、ほうれん草チキンカレー。
「お持ち帰り弁当」には、ナンとライス両方付いていて、さらに生野菜も入っている。
700円とは思えない凄い量で、ライスなしでも腹いっぱいになる。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「SITAL 吉祥寺店」 電話:050-5595-7398 営業時間:[月~金]11:00~15:30 /17:00~翌0:00 [土・日・祝日・祝前日]11:00~翌0:00 定休日:無休 https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13119718/
「リトルスパイス」 評価3.30

食べログでは吉祥寺のカレー店で最高点を獲得する人気店「リトルスパイス」。
中華そばの名店「春木屋」の2階にあるお店だが、緊急事態宣言の当時は長い間休業していた。

私が注文したのは、この店の人気メニュー「ブラックカレー」。
とにかく辛い。
ライス付きだと1000円だが、私はライスなしで頼んだので800円だった。
サラダ付きで、その中にはイチゴや茹で卵も入っているが、私にはちょっと辛すぎたので点数も辛くなってしまった。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「リトルスパイス」 電話:0422-20-7915 営業時間:[月~金]17:00~21:00 [土・日・祝]14:00~21:00 定休日:不定休 https://twitter.com/lilspice_curry
「SAMURAI」 評価3.30

北海道から吉祥寺に進出してきたスープカレーのお店「Rojiura Curry SAMURAI」。
比較的新しいお店だが、コロナ前にはいつも行列ができる人気店だった。

私が注文したのは、店の一番人気「チキンと一日分の野菜20品目」。
お店で食べると1500円+税だが、私はライスなしのテイクアウトなので、税金や容器代などちょっと複雑な計算の末、1441円となった。
しかも、この店のカレーも色鮮やかな盛り付けが旨さを引き立ててくれるのだが、家に持ち帰った時には水菜がしんなり、家のご飯にかけると全体にカレー色に染まってしまった。
店で食べた方がいいカレーだと思う。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「Rojiura Curry SAMURAI. 吉祥寺」 電話:0422-27-6043 営業時間:11:30~15:30/17:30~22:30 定休日:不定休 https://samurai-curry.com/shop_kichijoji/
「かぶと」 評価3.30

最後にご紹介するのは、駅近の路地裏に最近ひっそりオープンした「「レインボウスパイス食堂 かぶと」。
立川にある人気カレー屋さんの姉妹店だそうだ。

看板メニューは「マグロのフィッシュヘッドカリー」(1020円)。
黄色いサフランライスにはスライスしたジャガイモが入っていて、赤みを帯びたカレーと合わせると見た目はとても美しい。
その名の通り、カレーにはマグロの頭の身が入っているのだが、私には少し生臭く感じ、期待していたインド南部の味とは少し違っていた。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「レインボウスパイス食堂 かぶと」 電話:0422-24-8844 営業時間:11:30~15:00/18:00~22:00 定休日:不定休 https://www.instagram.com/kabuto_2018/
カレー激戦区の吉祥寺では様々なカレーをテイクアウトできる。
テイクアウトに向いたカレーと向かないカレー、いろいろあるが、どの店も知恵を絞ってコロナに打ち勝つ努力をしていた。
コロナが終息するまで、テイクアウトで応援できればと思う。
2020年吉祥寺テイクアウトまとめ
- <吉祥寺グルメ>2020年吉祥寺テイクアウトまとめ① カレー編
- <吉祥寺グルメ>2020年吉祥寺テイクアウトまとめ② ラーメン・餃子編
- <吉祥寺グルメ>2020年吉祥寺テイクアウトまとめ③ 肉いろいろ編
- <吉祥寺グルメ>2020年吉祥寺テイクアウトまとめ④ カフェ&軽食編
- <吉祥寺グルメ>2020年吉祥寺テイクアウトまとめ⑤ 和食&寿司編
- <吉祥寺グルメ>2020年吉祥寺テイクアウトまとめ⑥ イタリアン&ピザ編
- <吉祥寺グルメ>2020年吉祥寺テイクアウトまとめ⑦ 中華&アジア料理編
- <吉祥寺グルメ>2020年吉祥寺テイクアウトまとめ⑧ フレンチ&西洋各国料理編
- <吉祥寺グルメ>2020年吉祥寺テイクアウトまとめ⑨ 居酒屋編
14件のコメント 追加