2020年は私にとってコロナと年であると同時にテイクアウトの年でもあった。
今年1年で130を超える吉祥寺の飲食店でテイクアウトをしたが、私の記憶の整理も兼ねて、ジャンル別にリスト化してみようと思う。
店の順番は、私が食べた時点で勝手につけた点数に基づいている。
あくまで注文した料理の点数であり、その時の体調にも大いに影響されたいい加減な点数だということはあらかじめお断りしておく。
最後となる9回目のジャンルは「居酒屋」、コロナ禍だから各店が工夫した努力の結晶をまとめた。
(注意)緊急事態宣言当時のみ昼営業をしていたお店も多いので、事前にご確認を。
「吉祥寺 魚真」 評価3.80

下北沢を拠点に都内に10店舗を展開する居酒屋チェーン「魚真」の吉祥寺店。
乃木坂店には何度か行ったことがあり、結構好きな居酒屋さんだったが、吉祥寺店はもう開業から25年になるという。

テイクアウト用には、丼ものに弁当、おつまみなどが用意されていた。
私が注文したのは、「4種のおつまみセット」(980円)。
あん肝、薄く切った鰻、白バイ貝、梅水晶の4種類がたっぷり入っていた。
それぞれ頼むと500円するおつまみが4種入って1000円以下で、味も最高、コスパも最高だと思った。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「吉祥寺 魚真」 電話:0422-23-2039 営業時間:[月~金]17:00~24:00 [土曜日]16:00~24:00 [日曜・祝日]14:00~22:00 定休日:無休 http://www.uoshins.com/i/kichijouji.html
「魚秀」 評価3.70

ビールに合うおつまみを探して、この日選んだお店は和食の「魚秀」。
以前から気になっていたヨドバシ裏の人気の居酒屋さんである。

「刺身盛り日本酒1合付き」が2人前3000円、「金沢のどぐろ炙り丼」1480円などどれも豪華版のテイクアウトメニューが用意されているが、単品メニューも注文できる。
私が注文したのは「天然 鯛の白子昆布焼」(880円)。
白子を箸で切って、一緒に入っていた塩をちょっとつけていただく。
これは、文句なく美味い。
わざわざ付けてくれただけのことはあって、この塩、普通の塩より味が濃い感じがする。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「魚秀」 電話:0422-22-1233 営業時間:17:30~翌0:00(日曜のみ17:00から営業) 定休日:不定休 https://www.facebook.com/pages/category/Food---Beverage-Company/%E9%AD%9A%E7%A7%80-1482802445264954/
「もも吉」 評価3.70

名物もも焼きで人気の居酒屋「もも吉」。
吉祥寺シアター裏の人通りの少ない通り沿いにあるが、4月から店の前にテントを張ってノボリまで立てて昼間のテイクアウトに力を入れてきた。

この店の特徴は、外壁にズラリと並ぶ豊富なメニューの全てがテイクアウト可能なこと。
私が選んだのは、右が「トムヤム肉じゃが」(500円)、左が「BNHポテサラ」(400円)だ。
BNHは、ベーコン・長芋・ほうれん草の略で、どちらも個性的でつまみにぴったり私好みの味だった。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「もも吉」 電話:050-5592-6317 営業時間:17:00-24:00 定休日:無休 http://www.goodfat.jp/momo/index.html
「オクワ酒屋」 評価3.60

末広通り沿いにある「オクワ酒屋」。
モダンな店内で美味しい小皿料理が味わえるお店の隠れ家的居酒屋である。

テイクアウトメニューは種類も豊富で選んでしまう。
私が選んだのは、「タコとアボカドときゅうりのわさびドレッシング」(620円)と「鶏ナンコツのブイヨン煮」(450円)だった。
タコとアボガドもさっぱり美味しいが、特に鶏ナンコツはしっかりと旨味が凝縮されていて最高だ。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「オクワ酒屋」 電話:0422-45-6355 営業時間:18:00~24:30 定休日:不定休 https://twitter.com/okuwa_zakaya
「日本酒や」 評価3.60

路地裏の人気居酒屋「吉祥寺にほん酒や」。
店名からもわかる通り、ここは日本酒を美味しくいただくためのお店である。
このお店では、緊急事態宣言の頃から店頭で野菜を販売するなど様々な工夫をしていて、テイクアウトにも独特の取り組みをしている。

店主と話して、メニューには載っていないが「おつまみ盛り合わせ」(2000円+税)があるというので、それを1つ注文することにした。
おつまみは全部で9種類。
パテ、キャロットラペ、レバー、玉子焼き、ローストビーフ、なすのマリネ、クリームチーズ、昆布、大根の漬物で、中身は日によって変わるという。
中でも濃厚なレバーが一押しで、家飲みされる方にはオススメのちょっとリッチなおつまみセットだと思う。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「吉祥寺にほん酒や」 電話:0422-20-1722 営業時間:平日17:00~24:00/土日祝13:00~24:00 定休日:木曜 https://www.facebook.com/nihonsyuya
「やきとり処 Katsu」 評価3.50

東急百貨店近くの路地にある「やきとり処 Katsu」。
普段は夜だけ営業しているお店だが、コロナ対策として12時から20時までの変則営業を行っていた。

店の名物である「もつ煮込み」を使って、「もつ煮込みご飯」(600円)も用意されているが、「もつ煮込み」単品でもテイクアウトOKで、自宅にあるご飯や生麺と一緒に食べる美味しい食べ方を提案をしていた。
私が注文したのは「Katsu’s もつ煮込み」(380円)と大ぶりな「特製つくね」(300円)。
飾らない居酒屋の味が自宅で味わえるのが嬉しい。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「やきとり処 Katsu」 電話:050-5890-1932 営業時間:変則営業中 【月・水・木・金】17:00~22:00/【土・日】16:00~22:00 定休日:火曜 https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13037545/
「じゅん粋」 評価3.50

五日市街道沿いの居酒屋さん「BAKAWARAI じゅん粋」。
緊急事態宣言当時、昼から20時まで営業していたが、平日はさすがに店内に客はいなかった。

店の名物という「豚平焼」(680円)というのが、とても気になったので注文してみることにした。
表面を覆っているのは薄い玉子焼き、トロミのある甘辛いタレがかかっている。
卵の薄皮を剥ぐと、中には半熟卵に包まれた豚肉がゴロリと入っている。
紅生姜のたっぷり載せていただくとこれがなかなか美味だった。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「じゅん粋」 電話:050-5456-3529 営業時間:17:30~翌1:00 定休日:不定休
「天壺」 評価3.50

中央線の高架沿いにある博多串焼きのお店「天壺(あまつぼ)」。
普段は夜だけの営業で、お店を開いてもう12年になるという。

私が注文したのは「選べる一品もの3点盛り」(680円)。
一品ものメニューの中から好きな3品を選べるという。
私が選んだのは、「ささみと茗荷と大葉の和え物」「おつまみチャーシュー味玉つき」「チャンジャと梅干キムチ」。
ビールを開けて昼飲みの贅沢な時間、量も適度で値段も手頃だった。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「天壺」 電話:0422-26-9494 営業時間:17:30〜24:00 定休日:水曜・第3火曜 https://www.facebook.com/pages/%E5%A4%A9%E5%A3%BA/149173685116715
「ひないや」 評価3.50

プチロードにある比内地鶏ときりたんぽのお店「ひないや 吉祥寺店」。
店の前の看板がチェーン店っぽいのでこれまで敬遠していたが、聞くと吉祥寺が本店で20年ほど前からここに店を構えているという。

私が注文したのは「比内地鶏の親子丼」(850円)。
卵のトロトロ感が残り、見るからに旨そうな風情である。
店内では「究極の親子丼」(900円)、「極上の親子丼」(1100円)として提供されていて、スープがつかない分、少々安くなっているようだ。
私はあまり親子丼は食べないが、確かに美味しい親子丼だと思った。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「ひないや 吉祥寺店」 電話:050-5595-5746 営業時間:[月~金]11:30〜23:00 [土・日・祝]11:30〜23:00 定休日:無休 https://hinaiya-kichijoji.owst.jp/
「鳥良 吉祥寺4号店」 評価3.50

井の頭公園の入り口の大階段脇にある「手羽先唐揚 鳥良」。
一見敷居が高そうに見える門構えだが、実は吉祥寺発祥の居酒屋チェーン「鳥良」が運営するお店で、「鳥良 吉祥寺4号店」が正式な店名である。

私が注文したのは鳥良の代名詞「手羽先唐揚 5本」(380円+税)。
さすが大手チェーンだけに値段が安い。
お得なお土産用は、「10本」が760円、「20本」が1490円、そして「30本」が2230円と用意されている。
甘辛くちょいとピリリとする味はクセになり、特に皮の部分はとても美味い。
参考記事
<吉祥寺グルメ>「鳥良 吉祥寺4号店」のテイクアウト「手羽先唐揚」
吉祥寺@ブログ
「鳥良 吉祥寺4号店」 電話:050-5595-3804 営業時間:11:30~23:30 定休日:無休 https://sfpdining.jp/brand/toriyoshi/
「プラットスタンド酛」 評価3.40

ファミリープラザの地下名店街にある「プラットスタンド 酛(とも)」。
こだわりの日本酒を美味しいおつまみが味わえる日本酒バーだ。

私が注文したのは「おばんざい よりどり3品」(1000円)。
黒板に書かれた「本日のおばんざい」11品から3品を選ぶ。
悩んだ末に私が選んだのは、「イワシのオイル煮」「鶏白レバーのオイル漬け」「ブリ大根」の3品。
期待値が高かった分、評価が少し低くなっている気もするが、人気店のおばんざいで家飲みも悪くない。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「プラットスタンド 酛」 電話:050-5596-7257 営業時間:【月~土・祝前日】13:00~22:00 【日・祝】12:00~21:00 定休日:不定休 http://www.fsknet.co.jp/impression/moto_kichijoji.php
「あぶり処 武蔵」 評価3.30

輸入食品などを扱う「カーニバル」の2階にある「あぶり処 武蔵」。
目立たないところにあるが、有名人にも愛される魚料理で有名な居酒屋さんだ。

持ち帰り用に「日替わり弁当」があって、店内で提供する1000円のランチをテイクアウト用にアレンジしたものらしい。
「お魚」と「お肉」どちらかだと850円、おかず両方なら1000円という仕組みだ。
私は「日替わり弁当 お魚」(850円)を選んだが、この日の魚料理は「天ぷら盛り合わせ(海老・穴子・野菜)」だった。
天ぷらはテイクアウトに向かないので、焼き魚か刺身の日の方がいいかもしれない。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「あぶり処 武蔵」 電話:0422-20-6343 営業時間:11:30~14:30/17:00~23:30 定休日:日曜
「ZENON SAKABA」 評価3.20

中央線の高架下にある大型店「ZENON SAKABA」。
漫画家や編集者が中心に作られた会社が経営するモダンな酒場で、広い店内のあちこちに有名な漫画キャラクターがあふれていた。

私が注文したのは「メキシカン温玉サラダ」(780円)。
夏になったのでタコスを食べたいと思っていたが、ちょっと形を変えてサラダになった。
ひき肉を使ったチリソース、トウモロコシの粉から作った「トルティーヤチップス」、これを半熟卵に絡めて食べる。
味はちょっと塩辛い感じがした。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「カフェゼノン&ゼノンサカバ」 電話:050-5596-6049 営業時間: 【月〜金】 11:30-14:30 /17:00-23:00 【土】11:30-23:00 【日祝】11:30-22:00 定休日:年末年始 https://zenon-sakaba.jp/
「どいちゃん本店」 評価3.00

末広通りにある食堂居酒屋「どいちゃん本店」。
気取らない雰囲気で人気のお店で、早い時期からお弁当を始めていた。

「豚の生姜焼き」「鶏の唐揚げ」「アジフライ」の定番料理のお弁当が揃い、どれを頼もうかと思って店に入ったが、気まぐれで「今週のお弁当」を選んでしまった。
「どいちゃん炒めごはん弁当」(700円)。
肉野菜炒めとご飯を混ぜてピリ辛ソースをかけて食べるというのだが、学生時代に、自分で料理した肉野菜炒めを思い出した。
完全な選択ミスで、やはり定番メニューがオススメだ。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「どいちゃん本店」 電話:050-5596-2208 営業時間:[月~金]11:30~22:00 [土]12:00~22:00 [日]12:00~21:00 定休日:年末年始 http://www.cafecompany.co.jp/brands/doichan/kichijoji/
2020年吉祥寺テイクアウトまとめ
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