2020年は私にとってコロナと年であると同時にテイクアウトの年でもあった。
今年1年で130を超える吉祥寺の飲食店でテイクアウトをしたが、私の記憶の整理も兼ねて、ジャンル別にリスト化してみようと思う。
店の順番は、私が食べた時点で勝手につけた点数に基づいている。
あくまで注文した料理の点数であり、その時の体調にも大いに影響されたいい加減な点数だということはあらかじめお断りしておく。
2回目のジャンルは、「ラーメン・餃子」のお店から。
「麺屋武蔵 虎洞」 評価3.80

吉祥寺にラーメン店はたくさんあるが、テイクアウトとなると話は別だ。
緊急事態宣言が出されていた5月、いち早くつけ麺のテイクアウトを始めたお店が「麺屋武蔵 虎洞」だった。

私が注文したのは「角煮つけ麺」(920円)。
極太麺に分厚いチャーシューと極太メンマ、これは確かにテイクアウトに向いている。
濃厚なスープは酸味が効いていてとても私好みだ。
初めての中華麺テイクアウトだったことも高評価につながっている。
参考記事
吉祥寺@グルメ
「麺屋武蔵 虎洞」 電話:0422-23-7634 営業時間:11:00~23:00 定休日:無休 https://menya634.co.jp/storelist/kichijoji/
「ラーメンさくらい」 評価3.70

1971年創業の老舗ラーメン店「さくらい」。
タンメンなどで人気のお店だが、コロナのせいで客足が減り、テイクアウトを始めた。
しかし、麺類のテイクアウトはできない。

「さくらい」が始めたのは、炒飯と餃子のテイクアウト。
炒飯が820円で、餃子が430円と値段は高めだ。
シンプルだが炒飯の味は私の好みにドンピシャで、高得点をつけたようだ。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「ラーメンさくらい」 電話:0422-22-8696 営業時間:11:00~20:30 定休日:無休 https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13005822/
「ホープ軒本舗」 評価3.50

1935年創業で、サンドーロ脇の路地裏に店を構えたのは1984年という老舗ラーメン店「ホープ軒本舗」もコロナに対抗してテイクアウトを始めた。
だが、調理済みのラーメンは持って帰る間に伸びてしまうため、こんな商品を考えた。

「お土産 中華そば」(500円)。
たっぷりの生麺とプラスチックのボトルに入った特製スープ、これを自宅で調理する。
「召しあがり方法」と書かれた調理法の紙も添えられている。
スープは一旦レンジで温めてから鍋でさらに温める。
店でトッピングを注文してもいいし、自宅にある具材を好みでトッピングするのも面白いだろう。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「ホープ軒本舗」 電話:0422-20-0530 営業時間:11:00-24:00 定休日:無休 https://hopeken-honpo.jp/
「進ちゃん」 評価3.50

コピス吉祥寺の地下に去年の8月にオープンした「佐野らーめん 進ちゃん」。
栃木県佐野市のアンテナショップかと見紛うほど店の外は佐野市全開だが、チェーン店ではなくここだけのお店だという。

私が注文したのは定番の「佐野らーめん しょうゆ味」(770円)と佐野のソウルフードだという「いもフライ」(1串150円)。
「佐野らーめん」の方は、麺とスープと具材に分かれていて、自宅で調理する必要がある。
スープはジップロックのまま湯煎し、別の鍋で茹でた麺を入れる。
麺はツルツルでスープも私好み、期待を上回る醤油ラーメンだった。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「佐野らーめん 進ちゃん」 電話:0422-27-5835 営業時間: [月~木]11:00~15:00(ラーメン)/17:00~21:00 (ラーメン・居酒屋) [金・土・祝祝の前日]11:00~21:30 (ラーメン・居酒屋) [日]11:00~21:00 定休日:コピス吉祥寺に準ずる https://www.shinchan-ramen.com/
「蒙古タンメン中本」 評価3.50

1968年に上板橋で創業した激辛ラーメンの有名チェーン店である「蒙古タンメン中本 吉祥寺店」。
コロナ禍が猛威を振るっていた4月19日、ラーメン店としてはいち早く「お持ち帰りラーメン」のサービスを始め、他店に比べテイクアウトに積極的だ。
テイクアウト用に開発した茹で麺と生麺を選択できる。

私が注文したのは「お持ち帰り 蒙古タンメン」(820円)。
テイクアウト用に開発された茹で麺ではなく、お店で使っている通常の「生麺」を選択した。
かなり辛いが野菜もたっぷり入っていて、自宅でもかなり本格的な麺がいただける。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「蒙古タンメン中本」 電話:0422-49-1233(予約不可) 営業時間:10:30-23:00 定休日:年末年始 https://www.moukotanmen-nakamoto.com/
「みんみん」 評価3.50

ハモニカ横丁にある人気のラーメン・餃子専門店「みんみん」。
1973年創業の吉祥寺を代表する老舗だ。

店頭で餃子を作っていて、「焼餃子」が500円で、「生餃子」は490円だ。
私は目の前でおばちゃんが作ったばかりの「生餃子」を選んだ。
フライパンに餃子が隠れるほど水を入れて3−4分茹でるのがポイント、お湯を捨てた後最後に油をかけて焦げ目がついたら出来上がり。
さすが老舗の味、調理方法が決め手なのか普段自宅で作る餃子とはかなり違った本格的な味だった。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「みんみん」 電話:0422-22-5015(予約不可) 営業時間:11:00~21:00 定休日:木曜 https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13015935/
「一圓 本店」 評価3.50

中道通りに面した餃子の人気店「一圓 本店」。
テイクアウト用に「餃子弁当」(550円)を用意した。

でも、私が選んだのは「焼餃子 5コ」(500円)。
お兄ちゃんが焼き上げてくれた熱々の焼餃子を急いで持ち帰る。
いわゆる「ジャンボ餃子」と呼ばれるような大きな餃子。
半分に切って食べた方が食べやすい美味しい餃子で、5個食べるともうそれだけでお腹いっぱいになる。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「一圓 本店」 電話:0422-22-5919 営業時間:11:00-21:00 定休日:水曜 https://m.facebook.com/profile.php?id=215573181792038
「向日葵」 評価3.40

吉祥寺から南にかなり離れた場所にポツンとある小さなラーメン屋さん「中華そば 向日葵」。
コロナで苦境に立った人気店がテイクアウト用に開発したのが・・・

「冷製レモンSOBA」(900円)。
スープは、鰹、鯖、鮭と3種の節を使った魚介ベースの塩味で、レモンオイルで爽やかさを演出している。
表面を覆い尽くすレモンスライスは極薄なので、麺と一緒に食べられる。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「中華そば 向日葵」 電話:070-4199-8379 営業時間:11:00〜14:30/18:00〜21:00 定休日:無休 https://www.facebook.com/chukasobahimawari/
「モンタナ」 評価3.40

中道通りにあるカリーつけ麺の店「モンタナ」。
以前は人気のカレー屋さんだったが、2018年にカレーつけ麺の店にリニューアルした。

私が注文したのは店の看板「カリーつけ麺」(800円)。
レベル1の「コーラス」(味の深みを増し、心地よい辛さを生み出す)から、レベル7の「フアズ」(激歪み系、最も過激な辛さ!自己責任で!)まで7段階の辛さを選べるらしい。
私はレベル2の「ディレイ」(後から追いかけてくる、中辛レベル)を選ぶが、これでもちょっと辛い。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「モンタナ」 電話:0422-21-0208 営業時間:11:30-15:00/17:30-22:00 定休日:無休 https://www.facebook.com/curryMontana/
「洞くつ家」 評価3.40

末広通り、「ヤマダ電機」の横にあるラーメン店「洞くつ家」。
横浜家系のこってりラーメンの人気店だ。
コロナが流行し始め、最初はつけ麺のみテイクアウトを始めた。

でも、私が注文したのは「ラーメン」(750円)、遅れてテイクアウトを始めた。
つけ麺は茹で麺も選べるが、ラーメンの場合テイクアウトできるのは生麺だけ。
麺とスープ、具材、調味料が別々に入っていた。
でも家で調理すると自宅でも濃厚なラーメンを楽しめる。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「洞くつ家」 電話:0422-46-9121 営業時間:11:00-02:30 定休日:月曜 http://osietesite.com/gourmet/tokyo/doukutsuya
「武蔵野アブラ学会」 評価3.40

武蔵野発祥とされる油そばの店「武蔵野アブラ学会 吉祥寺店」。
なぜか早稲田に本店があるチェーン店らしい。

定番の「武蔵野油そば」もテイクアウト可能だが、私が行ったのは夏の暑い日だったので、こちらを注文した。
「冷やし油そば 並」(750円)。
これはこれでありだが、やはり通常の油そばの方が美味しい気がした。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「武蔵野アブラ学会 吉祥寺店」 電話:050-5595-9301 営業時間:11:00~23:00 定休日:年末年始 http://www.aburagaku.com/
「麺僧」 評価3.20

井の頭通り沿いにある「らーめん屋 麺僧」。
コロナ禍で吉祥寺北店を閉店し、6月からこちらの南店だけを再開した。

この店の「味噌ラーメン」が好きなのだが、この日は「中華そば」(750円)をテイクアウトしてみた。
生麺でも調理した茹で麺でもOKというので茹で麺にしてもらった。
麺とスープは別々だと勝手に思っていると、調理済みのラーメンが丼に入って渡された。
大急ぎで持ち帰って食べたが、出前のラーメンのようになってしまった。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「らーめん屋 麺僧」 電話:0422-41-0455 営業時間:11:15~26:00 定休日:無休 https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13005869/
2020年吉祥寺テイクアウトまとめ
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- <吉祥寺グルメ>2020年吉祥寺テイクアウトまとめ② ラーメン・餃子編
- <吉祥寺グルメ>2020年吉祥寺テイクアウトまとめ③ 肉いろいろ編
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