このところ、ほとんどの時間家にいて、外食をしなくなった。
新型コロナウィルスのせいだ。
時間があるのに、逆にブログを書くペースが落ちているのは、頭の中がウィルスに支配されてしまっているからだろう。
先週、最後に行った外食のこともまだ書いていなかったので、遅ればせながら記録しておく。

お店は、ダイヤ街にある韓国料理店「ど韓」。
店の前はよく歩いているのだが、まだ一度も入ったことがなかった。

店は2階で、階段の上の看板には「韓国伝統料理」と書いてある。
「ランチ限定 食べ放題・飲み放題 ¥1,150〜」という垂れ幕もちょっと魅力的だ。

階段を上がって店内に入ると、コロナ騒動はおかまいなしにお客さんが席を埋めていた。
通りの派手派手しい看板に比べ、店のインテリアは落ち着きがあった。

残っていた1席に案内され、メニューを眺めると入り口に書いてあった「食べ放題・飲み放題」について書かれていた。
料理が全て食べ放題になるのではなく、チジミやチャプチェ、ナムルなどが食べ放題ということらしい。

私も妻も、食べ放題はいらないので、単品で注文することにする。
「お手軽ランチ」には、定番メニューが並んでいて、基本的に「Aセット」としてコーヒーやナムルがついているらしい。

店の人に注文を伝えると、小さなお椀を渡され、「Aセットのお客さんは赤いレーンのものだけ、2回取っていただけます」と説明された。
カウンターにはいくつかのボウルが並んでいて、赤いレーンに置かれたボウルの料理は自由に取っていいようだが、お客さんで混雑しているだけあって、ボウルに残っている料理はかなり減っていた。
黄色いレーンにあるチジミなどの料理は「食べ放題」を注文したお客さん用だ。

私が取ってきたのは、韓国風湯豆腐とキムチとナムル。
味は特別美味しいということはない。

私が選んだ料理は「スン豆腐」(880円)だった。
真っ赤な汁はグツグツ沸騰しながらテーブルに運ばれてきた。

辛味はあるが、旨味はさほどでもなかった。
どうも吉祥寺には満足できる韓国料理店が見つからない。

妻はいつものように「石焼ビビンパ」(880円)を注文した。
こちらもさほど美味しいとは感じなかった。
ウィルスに感染しないよう気にしながら食べていたからかもしれない。

食後のコーヒーは、ドリンクバーの中からセルフサービスとなる。
「飲み放題」のお客さんはソフトドリンクも飲めるが、『Aセット」の客はコーヒーだけである。

コーヒーメーカーで入れただけのコーヒーで、こちらも評価するほどのものではない。
全体としてはお得感があるお店なので若い人には人気のようだが、我が家にはあまり刺さらなかった。
食べログ評価3.40、私の評価は3.10。
「韓国伝統料理 ど韓」 電話: 050-5868-2534 営業時間: 11:30~24:30 定休日: 無休