竹爐山房

「お腹がヘン」と妻が言うので、お粥でも食べに行こうということになった。

IMG_2991

「知味 竹爐山房」。チクロサンボウと読む。

1987年開業、井の頭通り沿いにある吉祥寺では有名な中華料理店だ。

IMG_2993

最初にこの店に来た時、美味しいお粥があったことを思い出したのだ。

ただこのお店、2回目来た時はコースを注文し、あまり美味しくなかった。何を注文するかで印象が変わるのだ。

IMG_2994

かなり急な階段を地下に降りていく。

IMG_2998

中国風の装飾が階段を彩る。

IMG_2999

階段を降りた扉の先には待合室とレジがある。

12時40分に店に着いたが、1組待っているお客さんがいた。

店内には空席もあるのだが店員がバタバタしていて、ずっと待合室で待たされる。待合席の椅子も3つしかないため立っているしかない。これはどうなんだ?

IMG_3002

レジの脇には店主・山本豊氏が書いた「おかゆ」という本が売られていた。3024円と高い本だ。何かと薀蓄のお店のようだが、その前にこの中国的なサービスは改善した方がいい。

IMG_3003

ようやく案内される。なかなか居心地のいいカウンター席だ。

IMG_3004

店内も落ち着いた雰囲気。いかにも吉祥寺マダム御用達のお店だ。

IMG_3005

メニューが立派だ。

コース料理もいろいろあるが、アラカルトも充実している。

fullsizeoutput_17c8

最後のページにランチメニューがあり、こちらは値段も良心的だ。

お目当の「五穀豊穣粥」(1000円)もある。

と思った次の瞬間、「日曜日・祭日を除く」という文字が目に入った。なんと日曜日はランチメニューがないのだ。

コースを頼めば五穀豊穣粥が食べられるのだが、アラカルトメニューにはない。そのためにこの店を選んだのに・・・。「どうする?」と妻に尋ねると「せっかくなのでこの店で食べる」と言う。

fullsizeoutput_17c6

結局、妻が注文したのは「エビ入りタン麺」(1200円)。

IMG_3010

塩味のあっさりしたスープだ。まあ、普通かなという感じ。

IMG_3012

私が注文したのは「ハムユイ(発酵魚)のチャーハン」(1400円)。

「ハムユイ」という言葉に惹かれた。ネットで調べると中国では「咸魚」と書き、香港、中国沿岸、台湾でよく食べられる発酵させた干し魚だという。

IMG_3013

『魚を塩漬けにして、半発酵させてから、天日干しで、乾燥させて作られる。日本のくさやほどではないにしろ、加熱前に匂いを嗅ぐと、ひっくり返りそうな悪臭。それが加熱により、臭みが消え、旨味が引き出される』のだそうだ。

IMG_3014

タイ料理に「カオパット・プラーケム」という塩漬けサワラを使ったチャーハンがあり、私はそれが好きだった。それに似たチャーハンかもと思い注文したのだが、ちょっと違っていた。魚の形がほとんどない。プラーケムに比べて塩辛さも控えめだ。

ただ食べ進めると、独特の塩味があり美味しいチャーハンではある。

IMG_3011

妻と交換しながらチャーハンとタン麺を食べた。タン麺のスープ、後味は悪くなかった。

IMG_3001

気楽に食べるなら、やはりランチメニューがある土曜日のお昼と覚えておこう。

食べログ評価3.73、私の評価は3.20。

fullsizeoutput_17c4

持ち帰り用の月餅を一つ買って帰る。蓮の実入りの月餅1個450円だ。

家で4つに切り、福建省で買ったミカンのお茶と一緒に食べた。

甘さ控えめ、餡も滑らかでこちらはとても美味しかった。

やはり何を食べるかによって、店の印象は大きく変わるのだ。

 

<関連リンク>

吉祥寺の中華料理店

「翠嵐」 「翠嵐②」

「翠嵐」の「叉焼とネギのつゆそば」

「竹爐山房」 「軼菁飯店」

「幸宴」 「小龍」

「中国菜 一口品」の「一口品麻婆豆腐定食」

 

1件のコメント 追加

コメントを残す