端午の節句といえば「柏餅」。我が家御用達の和菓子屋さんの店頭にも入魂の看板が登場した。

マンションのすぐ目の前、吉祥寺通り沿いにある「御菓子処 俵屋」。

安政2年創業の老舗だ。

安政2年といえば1855年、ペリー来航の2年後で吉田松陰もまだ生きていた頃だ。

ただ古いだけという和菓子屋さんもあるが、ここのお店のお菓子は本当に美味しい。豆大福の塩加減など私は大好きだ。

甘納豆も贈り物に使える上物だ。

ただ今日のお目当は柏餅だ。つぶあん、こしあん、京みその3種類がある。1個260円だ。

私はつぶあん、妻がこしあん。昔ながらの柏餅を2つ買い求めて家に帰った。

たった2つにもかかわらず、ちゃんと箱に入れてくれた。

白いお皿に緑の葉が映えるが、美味しそうに盛り付けることができない。京都の人だったら、こんな並べ方したら怒られるのだろう。

ヨモギの方がつぶあん、白いのがこしあんだ。葉っぱの形もすごく違う。
できたてらしく、まだ温かい。当然のことながらお餅もすごく柔らかい。

ちなみに、端午の「端」とは初めの意で、元来は月の初めの午の日だったのが、「午」が「五」になり、5月5日の節句になったとか。いずれにせよ中国の風習が日本に伝わり、江戸時代以降、男の子のお祝いになったようだ。
そんなことにも一度も興味を持つこともなく今日まで生きて来た。これからは知らないことは少しずつ調べるようにして、季節に合わせた暮らしを楽しみたいものだ。
ちなみにちなみに、5月5日は立夏。暦の上ではもう夏になるのだ。
食べログ評価3.29、私の評価は4.00。
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