先月オーダーした「SADA」のスーツを取りに行った帰り、妻とランチに寄った。

去年オープンした和食屋さん「吉祥寺 三うら」。ピザの人気店「GG」と同じ建物の2階にある。

暖簾をくぐり階段を上がると・・・

吉祥寺には珍しい落ち着いた風情の玄関がある。
予約客でいっぱいになる人気のお店だが、昼前に行ったのでまだ入ることができた。

外光をコントロールした落ち着いた店内には、静かにジャズが流れる。

テーブル席や個室もあるようだが、私たちは入ってすぐのカウンター席に案内された。居心地の良いカウンターだ。

私の目の前には焼酎のボトルが並んでいた。

夜のコースは5000円からだが、単品メニューは意外にリーズナブルだ。
そしてランチは5種類。

私たちが注文したのは一番安い「鶏つくね御膳」(1380円)だ。他にはステーキやしゃぶしゃぶ、牛カツやカレーもあるが、鶏つくね以外はあまり惹かれなかった。

まずは「旬菜の小さなサラダ」。木の節が目立つカウンターにちょこんと置かれたサラダの鉢は和食ならではの様式美を感じさせる。

美味しいものをちょこっと、この歳になるとこういうのがやはりいい。

続いては、八手の形の器に入れられた「牛スジ豆腐」。メニューにはネギトロ豆腐と書いてあるが、寒くなってきたので暖かい椀に変えたそうだ。
もちろん汁も全部飲み干す。

続いては「季節野菜の自家製ピクルス」。甘酸っぱさが口の中に広がる。
つくねの登場までは少し待たされた。「焼くのに少し時間をいただきます」と事前にお断りをいただいていた。

そして運ばれてきたのが、こちらのお皿だ。あきたこまちのご飯が添えられている。

中央の鶏つくねは、箸できるのが難しいほど固くしまっている。添えられたタレにつけて食べる。

手前の大葉を巻いたつくねには、梅肉をつけて食べてみた。これは合う。
どちらのつくねもとても美味しい。身がしまっていて、味が濃い。

最後に「潮汁」が出た。やさしい味だ。思わず、お椀から突き出したアラをしゃぶる。
妻もすっかり気に入り、今度友達を連れてきたいと言っていた。
間違いなく女性好みの店ではあるが、オヤジにも十分満足のできるランチだった。ぜひ今度は夜訪れてみたい。
食べログ評価3.74、私の評価は4.00。

ちなみに初めて作った「SADA」のスーツはこんな感じ。特段どうということはない。
3万4344円なので、まあこんなものだろう。
所詮私にはスーツの良し悪しはよくわからないのだ。
とりあえず紺色のスーツは持っていないので、ゴルフの際など上着だけジャケットとしても着られるかもしれない。
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