トークバック

母の日ということで、妻のチョイスでビストロ「トークバック」でランチ。以前から時々お邪魔するカジュアルなお店だ。

朝急遽思い立ち、予約しておいてよかった。11時半の開店時にはすでにかなりの行列ができていた。予約の客を優先的に入れてくれたのでスムーズに入店できた。店内のテーブルがまだ空いているにもかかわらず、並んでいるお客さんを入れずに待たせている。予約客がまだ来ていないのかと思ったが、しばらく経つと1組また1組と空いた席に少しずつ案内する。不思議な仕切りだ。

妻は「厨房の対応が追いつかないためではないか」と好意的に解釈していたが、私の解釈は違う。店の表に常に行列を作っておき、列が少しずつ進んでいることを見せることによって、通りすがりの客を呼び込む演出ではないかと疑った。何事も悪意で見てしまう。これも職業病だろう。ただ、吉祥寺で店を続けていくためには、ちょっと味がいい程度では駄目なのではないか。常に行列ができる人気店として広く認識されることが重要なのだ、と勝手に納得した。

食べログ評価は3.51、私の評価は3.6。

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食事を終え、いったん帰宅した後、暑かったので短パンにはきかえ市民プールへ。武蔵野市役所の向かい、総合グラウンドや体育館と一緒にガラス張りの天井を持つ温水プールがある。かつて吉祥寺北町に住んでいた頃に子供を連れていった記憶があるので、施設自体はすでに30年以上たっていると思う。

吉祥寺に引っ越して、当初スポーツクラブに入ることも検討したが、どうも行きたいところが見つからず、試しに市民プールに行ってみたのは2月の末だったか。市民カードを作ると400円の利用料が半額になる。1回の利用料が200円だ。三鷹で通っていたスポーツクラブは月会費が1万円近かったので、相当お得だ。これなら定年後も安心して使える。

最初に行った時、びっくりしたことがあった。一人のとても屈強な男性がプールの中で突然腕を振り上げ大声で呻き始めたのだ。女性の監視員が注意する。しかし、男性は雄叫びをやめない。周囲の利用者たちは関わりになるまいと見て見ぬ振りをしているように見えた。監視員は何度も注意する。男性はプールの中から監視員に何か訴える。やがてプールを出て監視員に近づいていく。ちょっとヤバいかもと心配しながら見ていると、何やら監視員と話しこんでいる。監視員の表情は意外に冷静だ。しばらく話した後、男性はプールに戻る。監視員も特に何事もなかったかのような雰囲気だ。

後日改めてプールに行った時、謎が解けた。この日やはりあの男性が泳いでいた。そして変わらず時折雄叫びをあげた。監視員が注意する。まるでいつもの光景のように。・・・そうだ、ここは市民プール。障害をもった人たちにも当然門戸を開いている。あの男性もここの常連なのだろう。きっと毎日午前中にこのプールに来ており、監視員とも顔見知りなのだ。

午後の市民プールには子供達が大勢押し掛ける。思い思いに泳いだりはしゃいだりして遊んでいる。スポーツクラブとはひと味違う市民プール。それでも常連のおばさん達が占拠しているスポーツクラブよりも好印象。安くて使いやすいと思う。

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