<きちたび>帰省で泊まる岡山の宿③ ビッグカメラの上階「ダイワロイネットホテル岡山駅前」

親族の葬儀に参列するために夕方の飛行機で岡山に到着した。

空港リムジンに乗って岡山駅に到着したのは午後8時すぎだった。

岡山駅の東口を出ると、桃太郎の銅像がある。

多くの若者たちが集まる人気スポットのようだが、その向こう側に「ビッグカメラ」の大きなネオンが輝いている。

私が予約したホテルは、このビッグカメラのビルの上階にあった。

このビルは私が子供の頃から存在する岡山でもものすごく古い建物だと思うのだが、しっかりリフォームされ地下街からもエレベーターで直接ホテルに上がることができるようになっている。

コンパクトだが清潔なロビー。

全国的なホテルチェーン「ダイワロイネットホテル岡山駅前」のロビーは5階にあった。

チェックインを終えると部屋へ。

廊下はシンプルだが清潔だ。

ビジネスホテルにしては部屋はまずます広い。

ベッドもクイーンサイズ?

十分に広い。

デスク、テレビ、冷蔵庫、ズボンプレッサー。

必要なものはだいたい揃っている。

しかし、残念ながらワイファイが遅い。

窓の外の眺めは、商店街のアーケードを上から見下ろす形だ。

反対側の部屋からは岡山駅からまっすぐ伸びる桃太郎大通りが見下ろせるはずである。

部屋に荷物を置くとすぐにご飯を食べに出かけた。

ところが・・・

駅前の商店街も・・・

駅直結の地下街もすでに大半のお店が閉店していてご飯をたべるところが見当たらない。

岡山県は緊急事態宣言は解除されたものの、まだ「まん延防止措置」が適用されお店の営業は夜8時までとするよう要請されているようだ。

仕方ないので駅ビルの中にあるスーパーマーケット「YOURS」に立ち寄ることに。

駅にスーパーなんて以前はなかった。

まず目についたのは、岡山市の宮下酒造が作った地ビール「独歩」。

黒ビールやスピルナーなど様々な種類があるようだ。

そして今夜の夕食として購入したのは、「うんめー揚げの肉うどん」(498円+税)。

広島のメーカーが作った新製品のようで、ホームレスの男性が使っていた店備えつけの電子レンジを譲ってもらって自分でうどんを温めてホテルに持ち帰った。

見た目はちょっとガッカリな感じだったが、食べるとこれが想像をはるかに超える美味しさだったのだ。

麺はもっちり、揚げは甘くてふんわり。

そしてかんさいふうのスープが最高なのだ。

やっぱり、うどんは関西に限る。

高校まで岡山で育った私にとって、上京した頃、何が懐かしかったかといえば、ずばりうどんだったのだ。

そして、この冷凍うどんは、私が昔食べていた古き良きうどんを思い出させてくれる素敵な味だった。

そして、地ビールの「独歩」。

数ある中から私が選んだのは、王道の「酵母入りピルスナー 生ビール」(360円+税)。

ホテルのフロントで「栓抜きって部屋にあります?」と聞くと、女性スタッフが奥から栓抜きを持ってきてくれた。

今時、栓抜きってほとんど見かけない。

部屋に備え付けられているグラスにビールを注ぐ。

一口飲むと、爽やかな苦味が口の中に広がった。

「いいね、この苦さ」

値段は高いが、これはこれで旅の醍醐味である。

ワクチンも打ったし、岡山は東京に比べて感染者も少ないので、久しぶりに外食でもしてみようかと考えていたのだが、結局ホテルに帰って、冷凍うどんと地ビールを食べることになった。

でも、下手なお店に入るよりは、味も値段も十分満足のいくディナーであった。

そして、このホテルも、ロケーションは最高、広さも十分で1泊5700円は悪くはないと感じた。

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