ダイアナ

NETFLIXで映画「ダイアナ」を見た。2013年の作品だと言う。

ウィキペディアによると、公開時、映画の評判は散々で、批評家たちの評価はほぼ最低レベルの作品だったという。ただ、ダイアナの死後10年にあたり特別番組を作ったことがある私から見ると、すごく新鮮な内容だった。この映画の内容が真実なら、私はそれを知らずに番組を作ったことになる。

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ストーリーの核となっているのは、パキスタン人の心臓外科医ハスナット・カーンとの恋である。

事故死の2年前、ダイアナは知人の見舞いに行った病院でハスナットに出会った。ダイアナはすでに夫と別居していて、夜自ら車を運転して街に出歩き、かなり自由に行動していた(映画ではそう描かれている)。ダイアナはすぐにハスナットに惹かれ2人は逢瀬を繰り返す。

チャールズと正式に離婚したダイアナはハスナットとの結婚を望み、パキスタンまで彼の家族に会いにいく。家族から暖かく迎えられたダイアナだったが、ハスナットの母は「離婚歴のあるキリスト教徒」であるダイアナとの結婚は認めなかった。二人で外国で暮らすことを夢みるダイアナだったが、ハスナットとの交際がマスコミに知れ、ハスナットもパパラッチに追われるようになる。そして、破局。孤独にさいなまれるダイアナはドディー・アルファイドからのクルーズへの誘いを受ける。

この映画では、ダイアナが愛したのはあくまでハスナットであり、ドディーとの関係はハスナットへの当てつけだったと描かれる。ドディーとの地中海でのロマンスは、ダイアナが知り合いのカメラマンに連絡し撮影させたものだったと驚きの展開が続く。ダイアナの目的は、ハスナットの気持ちを再び取り戻すことだったと示唆する演出になっている。

ドディーはただの当て馬だったのか?

ただ、こちらのストーリーの方が確かにリアリティーはある。成金のバカ息子であるドディーとのラブストーリーより、真面目で責任感の強い外科医との実らぬ恋の方がずっと受け入れやすい物語だ。真相は分からないが、この映画は一般の評価よりはずっと見る価値のある映画だと思った。

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