<月一農業>2019年10月/ 株主優待割引チケットを買っていて、羽田まで行って飛行機に乗れなかったドジな私

この週末、月一農業のために1泊2日で岡山に行く予定だった。

なぜ過去形かというと、予約をキャンセルしたからだ。

理由は、私が予約していた航空券が「株主優待割引」だったから・・・。

いつもは「スーパーバリュー」などの割引チケットを買うのだが、今回はすでにその手の割引が売り切れていたらしく、私が予約した時には「株主優待割引」しか安いチケットが残っていなかった。

「株主優待」なので、株主ではない私は使えないとも思ったのだが、試しにそれを選んでみたら普通に予約できてしまったので、「一般の人でも使えるのかも」といつもの楽観的な性格が頭をもたげそのままネットで購入した。

そしてそんなことはすっかり忘れて、羽田空港まで行き、搭乗ゲートを入ろうとした際に引っかかってしまった。

ANAカードを機械にかざすと赤いランプが点滅し、係りの人からカウンターに行くように指示される。

カウンターの女性にカードを渡すと、「お客様の航空券は株主優待割引で購入されていますが、株主優待券はお持ちでしょうか?」と聞かれる。

当然持っていないと答えると、女性は申し訳なさそうに、「株主優待券をお持ちではないとこの料金は適用できません」と言い、予約便に乗るためには正規料金を払ってチケットを買い直さなければならないと言う。

正規料金はいくらかと聞くと、片道3万2000円以上すると言うではないか。

月一農業、しかも小さな畑の様子を見に行くだけの目的で往復6万円も払うのはとてもバカバカしく思えてきた。

でもこの女性にこれ以上何も聞いても仕方がないので、発券カウンターで相談することに・・・。

ところが、この日はヤケに羽田が混雑していて、発券カウンターも長蛇の列だ。

列に並びながら考えた。

正規料金を払って買い直すか? それとも、キャンセルするか?

そんな時、アナウンスが流れた。岡山空港は視界不良のため「条件付き運航」になると言うアナウンスだった。場合によっては、大阪空港に降りることになるようだ。

前日から西日本では雨が降っていたが、それほどの雨ではなかったはず。「晴れの国」岡山に天候の理由で飛行機が着陸できないと言うのは極めて珍しいことだ。

これは、行くなという神のお告げだろうと確信した。

そして私の番になった時、発券カウンターの女性にキャンセルしてほしいと伝えた。

すると女性職員は嬉しそうに対応してくれて、「条件付き運航なのでキャンセルの手数料は一切かかりません」と言った。

この便はすでに満席でキャンセル待ちが出ている状況だったので、私がキャンセルしたことが全日空的には嬉しかったのだろうと想像した。

いずれにしても、無事にキャンセルでき、クレジットカードで決済した料金は全額払い戻されるということだった。

私は岡山で待つ母に電話して事情を伝えた。

母は笑っただけだった。私は昔からこんなチョンボをよくする子だったから、母は「またか」という懐かしさを感じたのだろう。

さらにレンタカー屋にキャンセルの電話をして、リムジンで吉祥寺に戻った。

完全な無駄足ではあったが、唯一の成果は、リムジンバスに回数券があるということを知ったことだ。行きのバスに乗る時、4人づれの賑やかなおばちゃん達が運転手に回数券使えるか聞いていたのだ。

すかさずスマホで調べてみると、片道1250円の吉祥寺-羽田空港間のリムジンが10枚綴りの回数券だと1万円で買えることがわかった。1枚1000円、2割もお得だ。

帰宅して妻に伝えると、来月の法事で帰省する際に買おうということになった。

2人で往復すると、2.5回で回数券を使い切ることになる。バカにできない金額が節約できる。

月一農業は、出だしから躓いたが、まあいい。

今週末はラグビーワールドカップのベスト8、4試合がある。

全部録画してあるが、生でゆっくり観戦することとしたい。

月一農業については、こちらの記事もどうぞ。

<月一農業>まずは手始め!草むらを耕し、小さな小さな畑を作る

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