日本放送協会

就活うなぎのご利益か。三男にNHKから合格の連絡が来たらしい。

合格者への連絡は、午後1時開始と事前に知らされていた。本人はどうだったか知らないが、妻は何も手につかず、3時になっても三男から連絡が入らないので、「残念だったけどよく頑張った」的なメールを息子に送ったらしい。その直後、三男から妻に合格の電話が入った。

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就活が始まる前、「テレビ局ならNHKがいいんじゃないか」と息子に言った記憶がある。

ネット社会の中で、テレビは否応なしに変容を迫られている。地上波の視聴率は徐々に下がり、ゴールデンでも10%越えればOKの時代だ。BSと地方局の問題をどう解決していくか、民放にとっては避けて通れない問題だ。インターネットとの共存、新規ビジネスの創出、これまでとは違うテレビ局の姿が求められている。

その点、NHKは有利だ。

受信料で成り立つビジネスモデルが崩れない限り、民放に比べ番組制作にかけられるお金が潤沢だ。スポンサー問題もないので、インターネットの再送信もマルチチャンネル編成も思いのままだ。技術研究所では8Kなどの独自技術を磨き、他の追随を許さない。最先端の技術を番組作りに活用することができる。国際共同制作など海外での知名度も抜群で、グローバルな活躍も可能だ。この組織で頭角を現せば、民放ではやりたくてもできない大きなプロジェクトを自ら立ち上げることができる。

問題は政治との関係。そして、官僚的な上司との人間関係だろう。

NHKには優秀な人ももちろん多いが、民放に比べ能力の低い人の比率も高い気がする。人が多いため、与えられる仕事が限定され、技量を身につけることができない人が出るのかもしれない。NHKのような組織では、自ら進んで腕を磨く努力をする必要がある。

今日は早めに家に帰り、息子にお祝いの電話をした。

親子二代のテレビマン。三男が小学校・中学校時代に書いた文集を妻が引っ張り出して来た。「将来の夢はジャーナリストとして父を越えること」と書いてあった。知らなかったが、まずはその夢に向かって第一歩を踏み出すことになった。父親としては、やはりうれしいものである。

親子二代とはいうものの、私の生きた時代とはだいぶ違う世界になるだろう。でも映像の世界は面白い。従来のテレビにとらわれない、まったく新しいメディアを作っていってもらいたい。そして少しでも社会のためになる、世界が平和になるような番組を作っていってほしいものだ。

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