うなぎ ます田

※注意※ 2017年2月「ます田」がなくなり、別のうなぎ屋に変わっているのを確認しました

4月に解禁された就職活動。大学近くで一人暮らしをしている三男が、この3ヶ月間ずっと我が家にいた。妻も食事や洗濯を手伝って就活を応援した。

三男は毎日、一張羅のスーツを着て都心に出かけた。最初は建設・不動産関係を中心に回っていた。

5月半ばをすぎた頃、ある不動産会社から内定をもらった。何度かメシを食わせてもらって会社の印象は悪くなかったようだ。

6月に入ると流通大手の内定が出た。少し考えていたようだが、不動産会社の内定を断った。電話で辞退を伝えたところ週明けに事務所に来いと言われたようで、妻は何かされるのではないかと心配していた。

ただ、三男の本命はテレビ局だった。

民放キー局は次々に敗退し、最後に残ったNHKの最終面接がきょう終わった。明日の午後、結果がわかる。

とにかく長かった就職活動が終わったということで、息子が戻るのを待って、吉祥寺で一緒にランチを食べることにした。何でもいいというので、うなぎでも食うかということで吉祥寺東町の方向へ。

かすかな記憶を頼りに、3人でとぼとぼ歩くこと10分ほど。目指す店があった。

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「うなぎ ます田」は、夫婦で営むうなぎ屋さん。

うな重の上が3100円。肝吸にはなぜかえのき茸が浮いている。味はしっかりめ。悪くない。

これまで行っていた三鷹のうなぎ屋より値段は高いがきょうは特別だ。街から少し離れたこの場所で、すでに30年営業しているという。

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それにしても、きのうは暑かった。

東京も33度。昼食後ちょっと思い立って井の頭自然文化園にコハクチョウを見に行った。

引越のころには、「かいぼり」で池の水を抜いていたので、その間どこかに疎開していたのだろう。最近ランニングしていてハクチョウらしき姿を目にしたので、気になっていた。

コハクチョウは分園の小さな池にガンなどほかの鳥と一緒に飼われていた。最初は陸上にあがって休んでいたが、一羽が小さな池に入ってきた。網で仕切られた隣の池が気になる様子で網の前を行ったりきたりしている。その後、見物していた親子連れに近づいてきて、ガラス越しにその目の前までやってきた。相当人なつこいハクチョウだ。

なぜここから飛んで逃げないのだろうか? 不思議だ。

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平穏な日々。吉祥寺に夏がやってくる。

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