孫のお泊まり

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暑い日が続いている。

最近テレビでは「命に関わるような暑さ」という表現が連日使われているが、個人的には違和感がある。確かに暑い。それで命を落とす人もいる。だから、報道機関として注意を呼びかけようという気持ちはわからないではないが、世界には50℃になる国で生きている人もいる。

大地震や大水害は一生のうち何度も遭遇するわけではないので、多少過剰なほどの注意喚起が必要だと思うが35℃程度の暑さでこのように騒いでいては、地震や水害への注意喚起が目立たなくなってしまうのではないだろうか。

さて、暑い夏、子供たちは今週から夏休みだ。

我が家の孫もこの週末から夏休みに入り、さっそく一番年長の男の子が我が家に泊まりに来た。この子は幼稚園の頃から夏休みになると一人で我が家に一泊しにくる。男の子なので親から離れてみることも大切だろうと私たち夫婦も喜んで受け入れている。

今年は、もう小学4年生になったので、親に伴われず一人でバスと電車に乗ってやって来た。年に数回は家族で来ているとはいえ、一人だけで家まで来るのは初めての経験だ。

妻は駅まで迎えに行かなくていいか少し心配していたが、むしろ一人の力で我が家にたどり着いた方が本人の自信にもなると私は主張した。妻も過保護なタイプではないので、すぐに同意した。

孫は迷うこともなく一人で現れたという。金曜の夕方のことだ。

私も早めに会社を抜け、家に帰った。金曜は土用の丑の日。妻はうなぎを買って来た。

夕食後は、「UNO」というカードゲームを3人で楽しんだ。子供が家にいなくなると、ゲームをする機会がまったくなくなってしまう。ジジババにとっても貴重な脳トレとなった。

本来のルールはどうだか知らないが、我が家では私が適当にルールを決め、採点方法もなるべく順位が変動するように我流で決める。子育て時代からの我が家のやり方だが、そんなインチキルールに孫もエキサイトしている。

孫は、夜9時には寝るという。

普段からエアコンをつけて寝ているというので、いつもはエアコンをつけない我が家も窓を閉め、エアコンをつけたまま、夜9時に電気を消した。

我が家は事実上、大きなワンルームの構造になっているため、孫が寝るため電気を消すと私たち夫婦の行動も普段通りには行かない。仕方がないので、私たちも9時にベッドに入り、私は枕元のスタンドをつけて本を読むという非日常的な夜となった。

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おかげで夜10時ごろには眠りにつき、翌朝5時ごろには目が覚めた。

孫も5時に起き出し、勝手知ったるように戸棚を開けて色鉛筆の缶と画用紙を取り出した。得意な絵を描こうというのだ。去年は、相当真剣に絵を描いていた。

しかし、今年はそれほど絵を描くことに熱意が見られない。1年で子供は大きく変わる。今はスケッチよりも文字のデザインに興味があるようだ。

20分ほど絵を描いていたが、すぐに退屈そうな様子になった。

「UNO、やるか?」と声をかけると、嬉しそうに「うん」とうなずいた。

そうして朝食前には私と2人で、朝食後には再び妻を入れて3人でUNOをやった。そうしているうちに妻は頭が痛くなってきたらしい。普段使っていない脳の部分が過剰に酷使されたためだろうと、私は冷やかした。そして、妻がゲームを抜け、再び孫と私の対決となった。

昼になり、孫の父親に当たる長男と待ち合わせ外で昼食を食べる。妻も少し横になり、頭痛の薬も飲んだので少し痛みは引いたという。

昼食後、今度は長男が我が家に来て、妻の代わりにUNOに加わった。3人の勝負は夕方まで続き、私と孫は2日間に渡って150ゲーム以上を戦った。さすがに孫も疲れた上気したような顔になっていた。

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夕方、長男の嫁さんと下の女の子が合流した。この日は、生け花の体験会に行ったということで、手には可愛い花束を持っていた。女の子の孫は今年小学校1年生になった。おしゃれが好きで、どんどんレディーになっていく。

みんなで妻が作った夕食を食べて、帰って行った。

楽しい週末だったが、やはりリズムが狂うためかいささか疲れた。

妻はその後また頭痛が再発したらしく、今日は朝からゴロゴロしている。

正確ではないが、「孫は来て楽しい、帰って嬉しい」という言葉があると聞いたことがある。

まさに、そんな孫のお泊まりだった。

 

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