賈鵬芳

アマゾンのプライムミュージックで偶然、二胡奏者ジャー・パンファンを知った。

最初に聞いたのは「月光」というアルバムに収録されている「cherry brosson」という曲だった。ちょっと哀愁を帯びたやさしい響き、心に残る旋律だ。

彼のことを調べてみた。

『中国黒竜江省生まれ。8歳で初めて二胡を手にし、18歳でプロの演奏家を目指して北京へ。中国国内屈指の楽団「中国中央民族楽団」に入団し、ソリストとして10年間、第一線で活躍、時代を代表するトッププレイヤーとなる。その後、二胡の新たな表現の可能性を求めて1988年に来日。作曲家・服部克久氏に「西洋も東洋も超越した清々しい柔らかさ」と称賛され、氏との出会いが転機となり、日本での音楽活動の場を広げる。

群を抜く音色の美しさと表現力は多方面で注目され、日本全国でソロコンサートを行うととともに、多様なジャンルのミュージシャンとの共演や、アルバム制作、映画(「LOVERS」)、CM音楽(JR東海・富士ゼロックス)、テレビ(NHK「故宮」・「トップランナー」出演、日経CNBC番組テーマ曲)などでも活躍し、独自の音楽性を広げ続けている。

また日本のみならず、二胡を世界で親しまれる音楽に昇華させたいと、海外公演(アメリカ、イタリア、韓国、台湾他)も積極的行っており、2010年は故郷中国で初の凱旋公演を行った。』

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私は、二胡の音色が好きだ。しかし、ちゃんと聴いたことはほとんどない。

日本人も一昔前は中国が好きだったような気がする。東アジアの大国として君臨しつづけた中国。日本文化の多くもルーツは中国にある。そうした畏敬の気持ちはきちんと持った上で隣国と接することはできないものか。

明治以降、中国を見下してきた日本人は世界の超大国に急成長する中国に恐怖を抱いた。しかし、それは何千年にもわたる東アジアの歴史を考えると、「普通の状態」に戻ったに過ぎない。

日本で活動する二胡奏者が見た日本というテーマで番組が作れないかと思った。

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