夕食コースは蟹から
晩ご飯は午後6時にお願いした。大浴場で冷えた体を温めてから、1階の食堂でいただく。
妻の還暦祝いと伝えていたので、シャンパンを1杯プレゼントしてくれた。妻は飲めないので代わりに地元のぶどうジュースで乾杯。
夕食のコースはいきなり蟹から始まった。
「ずわい蟹 錨防風 レモン 土佐酢」
「季節の珍味 九種盛り」
「縁結び盛り 香り物」
「浜取れ鮮魚四種盛り あしらい」
「蕎麦サラダ 紅葉おろし 岩海苔 蕎麦出汁ドレッシング」
ここで日本酒を注文。「ヤマサン正宗 誘一献(特別純米)」一合(850円)。
出雲の蔵元「酒持田本店」が作る特別純米酒だ。サイトにはこんな説明書きが載っていた。
『日本酒発祥の地と言われる島根出雲の地酒・純米酒・古酒・秘蔵酒のヤマサン正宗は純米大吟醸、大吟醸酒、吟醸酒など日本酒蔵元・酒持田本店の銘柄酒。加藤杜氏と蔵人が手作りにこだわりヤマサン正宗の銘柄で親しまれています。』
「のどぐろ塩焼 はじかみ」
「湯葉包み オクラ 紅葉麩 鼈甲餡」
「出雲尼子和牛肉 陶板焼 季節野菜」
「こしひかり」「赤だし汁 魚麺 なめこ 小口葱」「大根・人参酢漬け 煮昆布 芥子漬け」
そして最後は「水菓子 二種盛り」。
本当に美味しい夕食で、妻も私も大満足だった。普段少食の妻がすべて平らげてしまった。
食べ終わった時はそうでもなかったのだが、時間が経つとお腹がパンパンになった。
竹内まりあ×山下達郎
夕食後、ロビーの土産物コーナーを覗く。そこには竹内まりあグッズの数々。
夫の山下達郎グッズもいろいろある。
そして竹内まりあ作詞・作曲、山下達郎編曲「愛しきわが出雲」というCDも売られていた。
さらには竹野屋オリジナルのTシャツや、やはり竹野屋オリジナルの「鶴亀コーヒー」なるものも置かれていた。やはり商魂たくましい。
部屋に戻ると、お約束のように布団が敷いてある。人手不足の昨今、こうしたサービスも大変だろう。
久しぶりに畳の上で寝る。なんか心が解放されていくようだ。
夜の出雲大社を探検する野望もすっかり萎え、風呂にもう一度入る小さな夢も果たせぬまま、その夜は眠りについてしまったのだった。
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