<吉祥寺残日録>久々の“出勤”でダイエットを決意する #200819

長年勤めたテレビ局を辞めてから1ヶ月半余りが経つ。

昔の同僚にちょっとした仕事を頼まれて、久しぶりに都心にある会社に行った。

久しぶりに乗る井の頭線。

午前9時半すぎの電車はそれほど混んではないかった。

渋谷で銀座線に乗り換える。

通い慣れたルート。

だが、もう通勤定期はない。

会社に行っても、もう社員証がないので後輩が入構証を用意して待っていてくれた。

かつて日常だった行動の一つ一つが、微妙に違う。

しかし、久しぶりの「出勤」で一番違っていたのは、私の体型の変化かもしれない。

コロナや猛暑を理由に、毎日自宅でゴロゴロ。

Tシャツと短パンで過ごしていたのだが、久しぶりにYシャツを着ると、なんだか窮屈な気がした。

「このシャツ、こんなに細身だったかな?」と軽い違和感を感じながら会社に行ったのだが、私を出迎えてくれた後輩から「あれっ? ちょっと太りました?」といきなり聞かれた。

私にその自覚は全くなかった。

毎朝、血圧と一緒に体重も測っていて、だいたい76キロ前後を維持していたからだ。

会社に勤めていた頃と比べてほどんど変わってはいない。

でも、体重は変わらなくても、身体の表面が柔らかくなった気がする。

通勤によって否応なく使っていたエネルギーやカロリーが表面の贅肉となって体積を増やしているのではないか?

私の脳裏にそんな疑惑が浮上した。

先日、息子や孫たち全員で集まった時、長男が異常に痩せていた。

聞くと1日1食しか食べていないらしく、ついに体重が50キロを切ってしまったと本人も「痩せすぎ」を認識していた。

ウェブデザイナーをしている長男ももう37歳。

一人でコツコツやる仕事なので、ご飯を食べると作業効率が落ちるのだという。

そんな長男の話を聞きながら、私もダイエットをしようと思った。

会社を辞めて明らかに消費カロリーは激減した。

その一方で、吉祥寺の飲食店を応援するという名目で毎日テイクアウトを食べていたので、明らかにカロリーオーバーの状態である。

たまにヨガをやったり、時々散歩やスロージョギングをしている程度では、どう考えても摂取しているカロリーを消化できないだろうと判断した。

まずは、目標を設定しよう。

無理をする気はないので、9月末までに75キロを切る!

これを当面のダイエットの目標としたい。

テイクアウトの頻度は少し減らさざるを得ないだろう。

進捗状況は随時、このブログに記録していこうと思う。

コメントを残す