<月一農業>2019年9月/ まずは手始め!草むらを耕し、小さな小さな畑を作る

文字通り、彼岸花。

曼珠沙華の赤い花が、畦道に咲いていた。

この週末、岡山に行った。

米寿を迎える伯母が一人で農業をしているが、さすがに寄る年波には勝てず、この一、二年は疲れを訴えるようになった。

今年から、生業としていたブドウ栽培も大幅に縮小する決断を下した。

ぶどう棚を倒した後の畑は、一面の雑草で覆い尽くされていた。

何という雑草の威力。

雨の予報だったのに、なぜか晴れている。

しかも、暑い。

伯母に借りた鍬をふるい、雑草に覆われた畑を耕す。

本当は、雑草を刈ってから耕すべきなのだろうが、時間もないし、体力もない。

とにかく、耕しながら、草を根こそぎ抜こうと試みた。

しかし、雑草は簡単には抜けず、耕した土と一体となってしまった。

細かいことは、この際目をつぶろう。

最初のうちは、鍬を振る手も軽快だったのだが、少し耕しただけでふらふらしてきた。

気がつくと、手の皮もむけている。

日頃、肉体労働などまったくしていないのだから、無理もない。

とにかく、今回はお試し。

無理をせず、最小限の土地を耕すだけにする。

1メートル四方ほどを耕しただけで、そこに伯母からもらった肥料をまき、土となじませる。

小さな畝を作り、妻が持ってきた野菜のタネを蒔いた。

文字通り、小さな小さな家庭菜園だ。

黒田五寸人参。

ねぎ石倉一本。

青首宮重 総太り大根。

黄玉葱。

配置は、二列でこんな感じ。

果たして、こんないい加減な畑で、雑草に負けずに育つのだろうか?

わずか1時間足らずの作業だが、もうバテバテだ。

妻も疲れたようだが、もともと土いじりが好きな人なので、楽しかったらしい。

こうしてとにかく始まった我が家の月一農業。

1ヶ月に一回岡山に行けるかどうかはわからないが、進捗状況はこのブログで連載していきたいと思う。

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