<東京@グルメ>銀座「ヴィラモウラ」の「フェイジョアーダ」

天気予報が外れ、快晴の土曜日。

銀座で遅めのランチを食べようと妻を誘った。

取り立てて行きたい店があるわけでもなく、銀座をブラブラしながら気の向いたお店に入る。

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「ここは?」と妻が私を呼び止めたのは、意外にもポルトガル料理のお店だった。

「ポルトガル料理 ヴィラモウラ」

ヴィラモウラとは、「ムーア人の村?」という意味だろうか?

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お向かいは、アルマーニの制服で物議を醸した中央区立泰明小学校。

お店は、かつて明治天皇が海軍兵学校に行く際に通った「みゆき通り」沿いの地下にある。

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狭い階段を降りていくと、ちょっと古めかしい扉が・・・。

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お店の中も、ちょっとレトロな感じ。

私たちより年配のおじいさんたちが賑やかに同窓会をやっていた。楽しそうだが、少しはしゃぎすぎでうるさい。

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半個室のようなスペースもあるが、すでに午後2時半なのでお客は少ない。

このお店、週末は午後4時までランチサービスをやっている。

「ポルトガル・ランチ・セット」は5種類のメインから選んで、1600円だという。

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まず最初は「アミューズ」。玉子焼きに、生野菜が添えられている。

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見た目は美味しそうなのだが、食べてみると玉子焼きは冷たく、さほど美味しくはなかった。

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パンと一緒にオリーブが出されるのは、地中海っぽい。

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そして私がメインに選んだのは「フェイジョアーダ」。

ポルトガルの伝統的な料理で、豚バラ肉と豆の煮込みだそうだ。

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角煮に使うような厚切りの豚バラ肉と一緒に、黒豆がたくさん煮込んである。

ポルトガル料理についてはほとんど知識がないが、フェイジョアーダは「ブラジルの国民食」として聞いたことはある。

食べてみると、まあ想像通りの味である。学生時代、南米を貧乏旅行した時には、行く先々で肉と豆の煮込み料理を食べた。それが最もポピュラーでどんな田舎の店でもあったからだ。

この店のフェイジョアーダは、不味くはないがちょっと塩辛いというか味が濃い。パンのおかわりをしたが、それでは全然足りないほど味が濃かった。

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妻はメインに「ペッシェ・アサード」(お魚のソテー 旬のお野菜を添えて)を注文した。

本日のお魚は、メカジキだった。

見た目もシンプルだが、妻の感想も「見た目の通りの味」というシンプルなものだった。

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最後に飲み物が出て、ランチは終了。

まあ、悪くはないが、特にどうという印象もない。また積極的に来たいとは思わない店だ。

食べログ評価3.58、私の評価は3.20。

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一番印象に残ったのは、この店のランチョンマット代わりにテーブルに敷かれていた紙に、「日本語になったポルトガル語」がずらっと列記されていたことだ。

ブランコ、ビスケット、ボタン、キャラメル、カナリア、カップ、ジョウロ、マント、ミイラ、オルガン、パン、タバコ、ビロード、ベランダ。

このあたりは、いかにもポルトガルっぽい。ただ、意外な言葉もあった。

ばってら、かっぱ、天ぷら、キリシタン。

母が子を背負う「おんぶ」もポルトガル語から来ているという。

鉄砲やキリスト教とともに最初に日本に入ったポルトガル。そのインパクトの大きさが、言葉として日本に定着したのだ。

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ランチの後、少し銀座や日比谷をブラブラしてから有明に向かった。

今日夕方、東京ビッグサイトで開かれた「東京国際プロジェクションマッピングアワード」というイベントを見るためだ。日が暮れると一気に寒くなる会場に多くの人が集まった。ここ数年、日本でもデジタルアートの人気は高まっている。

大学生たちが創作したプロジェクションマッピング作品が次々にビッグサイトの外壁に映し出される。日本でも少しずつ定着してきたプロジェクションマッピングだが、どうもそのコンテンツは国際標準からするとレベルが低い。お金を投資するスポンサーがいないからだ。

学生たちがプロジェクションマッピングに取り組んでいるのは頼もしいが、レベルの高い作品を見る機会がなければ作品の質は上がってこない。

日本にももっとハイレベルなデジタルアート文化が根付くよう、私も微力ながら努力したいと思いながら眺めていた。

 

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