落合陽一

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今、一番気になる日本人といえば・・・。

私的には、大谷翔平と並んで落合陽一の名前をあげる。

「デジタルネイチャー」というキーワードを掲げる研究者。「現代の魔法使い」の異名を持つメディア・アーティスト。

どの表現も、今ひとつピンと来ない。

本屋の店頭には、彼の著書が平積みされ、図書館では多くの人が予約待ちしている。一言で言えば、「何者かはよくわからないがどうも今を、そして未来を象徴する人」といったところだろう。

表参道で開かれている彼の個展を見に行った。

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正直、よくわからなかった。

理解するのではなく、感じるものなのだろう。

例えば・・・

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「Morpho  Scenery」

説明文には、こう書いてある。

『 我々は風景から物質性を失ってしまう。 風景そのものの構成要素は物質であるにも関わらず、透明な空気と透明な目のレンズを経て網膜に光が結像する頃には、風景そのもののは二次元のイメージになってしまう。 立体感のない遠景は、その象徴だ。 物質性と映像性の間にアナログの光学装置を挟み込み、運動を持たせる。 物質を伴う運動は我々の身体性を喚起し、物質性を感じさせる。 イメージの象徴としての遠景を映像的に変形させるアナログな物質装置は、装置を通じて生ずるイメージとそれが物質である矛盾の間に、イメージと物質を、そして、人為と自然の関係性を描き出している。』

やはり、よくわからない。

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こちらは「鈴虫」。

『 虫の音はする。姿はまだない。 生成されるプラズマが大気を震わせ、そのランダム性が虫の音を作る。 ガラスと機械の作る然びた工業的パースペクティブに染み入る虫の声。』

時折、電極の間にプラズマが光り、音が出る。虫の音というには少し無粋な音ではある。

だから、何だ?  よくわからない。

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しかし、この部屋はわかりやすい。

「レピトロープ」という浮遊アートだ。

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金属の球体が台から浮遊し、ゆっくりと台の上を回っている。

テレビでは見たことがあったが、実際に目にするのは初めてだ。一体、どうなっているのか?

人間は、本当に不思議なものを目にすると、その場を動けなくなってしまう。この「レピトロープ」には、まさにそんな驚きがある。

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その隣では、もっと複雑な形をした塊が台から浮かび上がっていた。

TDKと共同開発した「Silver  Floata」だそうだ。

こちらに落合本人が解説する映像がある。

何だかよくわからないが、こいつは凄そうだ。そう感じさせる不思議な魅力が彼にはある。

父親は作家・ジャーナリストの落合信彦さん。父親も不思議な存在感があったが、まったく違うキャラで息子は今をリードしている。

今後、彼がどんなムーブメントを生み出すのか、期待を持って注目していきたい。

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