ディープな中野新仲見世商店街の定食屋さんでランチを済ませ、喫茶店にでも行こうと再び街をぶらぶらする。
特に当てはなく、知っている店もない。
なかなか気に入ったお店が見つからず、諦めてクリニックに戻ろうとして歩いていると、一軒の喫茶店が路地裏にあった。
「珈琲の店 カフェ・ドゥ・スゥヴニール」。
路地裏の2階、メニューもないのでおそるおそる階段を上ってみます。
入り口の窓越しに中が見える。
かなり、渋そうだ。
入り口の前には、メニューも置かれている。
シンプルなメニュー構成。入ってみることにした。
店内は照明を抑え、落ち着いた雰囲気。
太い丸太の柱や梁が重厚感を演出している。
程度にお客さんがいるが、長居も許してくれそうだ。
入り口の反対側には、木製のテーブル席が並んでいたが、喫煙者がいたのでカウンター側に座った。
この店は、分煙を標榜しているが、基本的に喫煙のお店だと覚悟しよう。
店の一番奥に半個室のようなテーブルが一つあることに後で気づいた。
ここなら一段と落ち着けるスペースです。
妻が注文したのは、「ラベブランド」(500円)。
意味はよくわからないが、苦味控えめのブレンドらしい。
そして私が注文したのは「ケアブレンド」(500円)。
こちらは苦味が強めなブレンドということになる。
たっぷりのお砂糖とミルクを入れて、いただく。
これが予想以上に私好みのコーヒーだった。
美味しい。
こんな昔の喫茶店、オーナーはやはり団塊の世代に見える。
後何年続けられるのだろうか?
店には、ライオネル・リッチーのCDが流れていた。
食べログ評価3.33、私の評価は3.40。