<東京@グルメ>人形町「美酒味肴 いわ瀬」の「自家製からすみ大根」

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人形町に泊まって、知らない街をぶらぶらする旅。

せっかくなので、妻を一人ホテルに残し、夜の人形町を探索してみることに・・・。

人形町の交差点近くにある「大観音寺」の脇にある細い路地は、ポツンポツンと灯がともり、どこか祇園のような風情がある。

そんな路地の奥の一軒の店を見つけた。

「美酒味肴 いわ瀬」。

古民家を改装したような昔の料亭のような建物だが、店先に置かれたメニューをみると、アラカルトで好きなものを食べられるようだ。

ネットで調べてみると、なんとこの店、ミシュランにも掲載されていることがわかった。

比較的安価で美味しい「ビルグルマン」に毎年選ばれている名店のようだ。

和服の女将が取り仕切る店のようだ。

厨房には板前さんが数人いるようで、結構大きなお店だった。

まずは、飲み物を聞かれ、日本酒の中から新潟魚沼の純米吟醸「緑川」(1合 1000円)を注文した。

ミシュランに掲載されるだけあって、結構、値段は高めだ。

女将さんがお酒とお通しを運んできた。

ちょっと、意表を突かれる。

緑川は、ガラスの急須に入っている。

取っ手や蓋は金色だ。

お猪口は、江戸切子。

さすが、ミシュランに載っているだけある。

お通しは、ほうれん草の胡麻和え?

何かキノコのようなものも入っている。

もう一品は、小魚に胡麻をまぶして揚げたのものだろうか?

どちらも香ばしくて美味しい。

このお通しは、500円だ。

さて、つまみは何にするか?

メニューを見ると、さすがミシュラン、手の込んだ料理が並んでいる。

そこらの居酒屋とはちょっと品揃えが違うが、その分値段も高い。

迷った末に、選んだのは「自家製からすみ大根」(1300円)。税別だ。

比較的大きめのガラスの器に入って運ばれてきた。

「からすみ大根」という名前から私は大根をからすみで味付けしたものを想像していたのだが、シンプルにカットされたからすみと生の大根がお皿に盛られていた。

からすみを食べるのは何十年ぶりだろうか?

からすみはぼらなど魚の卵巣を塩漬けにし天日干ししたものだ。日本では長崎産が有名で、台湾土産としても食べたことがある。

しかし、これまで食べたからすみは、もっと薄くきられ、もう少し硬くなった板のような感じだったが、この店のものは柔らかく分厚く、まるで明太子のようだ。

でも、口に入れると、ねっとりとして濃厚で、明太子とは明らかに違う。

これはどうやって食べるのだろう?

ネットで調べてみると、からすみ大根は、やはりからすみを大根で挟んで食べると書かれていた。

でも、ネットで紹介されているからすみ大根は、からすみも大根ももっと薄くスライスされている。私がかつて食べたからすみのように見えた。

この店のからすみ大根はやはり特別なのだ。

分厚い。柔らかい。そして濃厚だ。

そして確かに生の大根と合う。

からすみの塩辛さが大根の甘さで中和され、これをかじっているといくらでもお酒が進みそうだ。

でも、今日は1合で引き上げると決めている。妻をホテルに待たせて抜け出してきたので、あまり待たせると機嫌が悪くなるだろう。

大きめのからすみを頬張り、日本酒をちびり。

本来なら、逆だろう。ある意味、すごく贅沢だ。

22時のラストオーダーの時間が迫り、店の客も残り少なくなった。

女将はずっと常連客と話している。

この店にはまた来たいと思った。いろいろ食べてみたいので、誰か連れて数人で訪れたいお店だ。

人形町の奥深さを少し味わうことができ、いい店選びだったと思う。

食べログ評価3.63、私の評価は3.80。

「美酒味肴 いわ瀬」
電話:050-5596-9238
営業時間:17:30~22:30(L.O.22:00)
定休日:土日祝

人形町の旅については、こちらの記事もどうぞ。

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